本:書籍、マンガをめぐって

2020年9月25日 (金)

本200:適菜収「国賊論」などに見る、第3次AB>SG政権の批判

月刊PR誌「ちくま」10月号を読んでいたら、斎藤美奈子氏の書評で、「国賊論」「伏魔殿」「官邸コロナ敗戦」などを取り上げていた。

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書評ではあるが、適菜収氏の「国賊論」を踏まえて、AB政治の批判と今後のSG政治への予測を論じている。酔仙自身がまだ読んでいない本を、このブログに掲載するというのもなんだがなあ・・・・・・。まあ、よろしければお目通しを。

それにしても、『安倍時代のほうがマシだったという話にもなりかねない。』というのも、恐ろしい予測である。

 

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2020年9月22日 (火)

本199:西遊妖猿伝・火焔山の章(諸星大二郎)

長らく途切れていた諸星大二郎の「西遊妖猿伝」の続編がやっと出た、と聞いたので、さっそくアマゾンで取り寄せた。税込¥836で、配送料¥410は割引無料ではお店は赤字かも。

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萩尾望都の40年ぶりの「ポーの一族」ほどではないが、何年ぶりになることか。絵柄も話の運びも、違和感なく再開。今回は高昌城に至って牛魔王の登場となる。これからの展開が楽しみである。諸星大二郎は1949年生まれの71歳。まだまだがんばってほしいものだが、さて無事に天竺までたどり着けるか。

 

 

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2020年8月11日 (火)

本198:ペスト(カミュ)を読む

時節柄、カミュの「ペスト」を読んでみた。NHK Eテレの "100分de名著" という番組のシリーズで取り上げられたのが2018年6月。それが今年4月に再放送されたので、録画しておいた。コロナのコの字も無かったころに、有名な「異邦人」ではなくて、「ペスト」の方を取り上げたというのも不思議ではある。

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先に解説を聴いてから文庫本を買ってきたので、判りやすいが、解説者の見方に引っ張られる点もあるかもしれない。

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最近は長い本を読んでいないので、この一冊を読み終わるのに2,3日かかった。

ペストが何を象徴しているのか。書かれた当時の状況からは、ナチスの暴力ともいえるが、大きくは、人の善悪を問わず不条理に襲い掛かる死への恐怖だろうか。それに対して人間がどう対処できるのか、あるいは何もできないのか。

今のコロナ禍の中で読まれるだけでなく、生きることと死ぬことに向き合った時に読むべきものだろう。

 

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2020年7月20日 (月)

本197:集英社の「青春と読書」では、定期購読の扱い会社移管

小学館「本の窓」に続いて届いた、集英社「青春と読書」8月号にも何やらチラシが添付されている。

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こちらは、定期購読サービスの取扱い会社を、「集英社 HappyPlusStore」に移管したので、10月号から次の1年分はそちらへ購読を申し込んでください、とのこと。

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ただし、今までは郵便振替で払い込むだけだったのが、今度は、HappyPlusStore社のホームページにアクセスして、会員登録をしてから、クレジットカードでの決済となる。中高年の読者には、手に余るという人もありそうだ。HappyPlusStoreというのは、集英社が多角経営でファッション通販を狙って立ち上げた事業のようだが、そこへお客を誘導するのが狙いなのかな。

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本196:小学館の「本の窓」が電子書籍化されると

出版社のPR月刊誌をずっと取り寄せているが、読めずに積みあがった分が溜まってしまった。ぼちぼち手を付けて、と取りかかった矢先に、小学館から「本の窓」の8月号が届いた。

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何か、お知らせのチラシが添付されている。出版業界の構造不況の折から、ひょっとしてここも休廃刊では、と思ったが……

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従来は、一ヶ月分110円(税・送料込み)の紙の冊子だったのが、12月号からは無料の電子書籍にするという。取りあえず、「小説丸」のホームページを確認し、ID登録もして、お気に入りに登録しておく。

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まあ、原稿を集めて編集するまでのコストと、その後の印刷、製本、発送するコストとを考えると、無料で電子化した方が引き合うということだろう。酔仙のような紙の本で育った世代には、電子書籍というのは何となく胡散臭く感じられる。それでも、羊皮紙に手書き写本の中世の世界が、活版印刷で変貌したように、紙の本から電子書籍への変遷は時代の流れか。

ただなら試しに読んでみようか、という方は上記の「小説丸」のURLにアクセスをどうぞ。

 

 

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2020年6月17日 (水)

本195:ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー(ブレイディみかこ)

最近ずっと、まとまった本を読んでいない。毎月出版社7社から届く、薄いPR月刊誌も、30冊ばかり溜まってしまっている。取りあえず、新潮社の「波」を、6月号まで追いついて読んだ。ブレイディみかこ連載の「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」は、くだけた語り口ながら、イギリスの中底辺階層の生活や出来事を身近に感じさせてくれるので、酔仙も愛読。勿論、日本人の側の差別や偏見などもバッサリと斬りこまれる。残念ながら、3月号で終了となってしまった。

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読者の反応も良く、連載済み分から単行本化されている。新潮社もけっこう力を入れて宣伝しているようだ。

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興味のある方は、新潮社の試し読みサイトからどうぞご一読を。

https://www.shinchosha.co.jp/ywbg/

 

 

 

 

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2020年5月23日 (土)

本194:萩尾望都の「ポーの一族」続編

難波の タカラヅカ の ぷうぷうさんの情報で、読了していたつもりの萩尾望都「ポーの一族」に40年ぶりに続編が出版されていたと聞いたので、さっそくアマゾンで取り寄せて今日届いた。2017年「春の夢」、2019年「ユニコーン」の二冊。

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さすがに40年たつと、ヴァンパイアの世界もグローバル化していて、世界中あちこちに枝分かれした一族がいるようだ。

「春の夢」は、シューベルトの歌曲集「冬の旅」の中の11番 Frühlingstraum をテーマにしている。酔仙が昔、心の傷に鑢をかけて繰り返し聴いた歌曲集だが、手元にCDが見つからないので、ネットで捜して聴きなおした。南無。

 

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2020年5月17日 (日)

本193:「青読」で、築地明石町三幅のお値段が判った

昨年12月に東京国立近代美術館まで出かけて、鏑木清方幻の築地明石町特別公開展を観た。ガラスケース越しながら、描かれた人物の存在感に圧倒された。

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所在不明となってから44年を経て美術館が購入、公開するに至ったもの。勝手に推測するに、どこかのお金持ちのコレクターが、"ウフフ、これは誰にも見せない私だけのもの"と秘蔵していたのを、亡くなってから、遺族が売却に応じたものか。

俗物の酔仙としては、果たして幾らで買い取ったのかが、とても気になっていた。

たまたま、積みあがっていた出版社PR月刊誌の山を読み始めたら、集英社の「青春と読書」3月号・ペンと盃-8(太田和彦)にその答えが載っていた。三幅揃いで五億四千万円と。( ゚Д゚)

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いやまあ、それだけの値打ちはあるのだが。

 

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2020年3月29日 (日)

雑746:春の雪とマンガ

昨日までは桜の花の咲き具合を気づかっていたのだが、今朝起きたらやたら寒くて冷え込んだ雨。そうこう言っているうちに、霙から牡丹雪に変わって、昼頃には窓の外は雪景色。

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武肺禍でなくっても、家に籠ってネットでマンガなぞを見るしかないか。昨日から二日がかりでスキマの「そば屋幻庵」を、105話まで読んで(見て)しまった。けっこう面白かった。お暇な方はクリックしてどうぞ。

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2020年3月12日 (木)

本192:講談社の月刊PR誌「本」が休刊?いや、継続していた

酔仙は大手出版社の月刊PR誌を毎月7誌取り寄せているが、読み切れないのがもう30冊ばかり溜まってしまった。武肺禍で余った時間を、ネットサーフィン中毒で過ごすより、ちょっとは読み進めようか。と思った矢先に、講談社の「本」の委託販売元である Fujisan.co.jp からEメールが届いた。『ご購読いただいております【本(ほん)】ですが、2020年2月25日発売号(3月号)をもちまして定期購読のサービスを終了することとなりました。』云々と。今後のことについては何もフォローしていない。

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昨年9月に、送料込み実質3倍値上げと月額払いに切り替えたばかりで、まだ間もない。講談社のホームページでもアクセス先がエラーになってしまう。

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これはてっきり休(廃)刊だろうな、と思った。でも、手元に届いている3月号にはそんな記事は何もない。

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念のため、講談社に電話してみた。「いえ、4月号以降も発刊しています。 Fujisan.co.jp への販売委託がなくなっただけで、お近くの書店に取り寄せ依頼していただければ、毎月税込¥110 のみでご利用いただけます」「それは良かった。でもあのメールでは休刊と誤解する人もいそうだから、広報の対応を検討した方がいいですよ。これからも頑張ってください。」と、取りあえず落着。

それにしても、出版業界の構造不況も大変だ。Fujisan.co.jp も「契約終了したからあとは知らない」ではなあ。

 

3/17 追記

昨16日付けで、Fujisan co.jp から訂正メールを受信した。契約終了は3月号までではなく正しくは4月号まで。また、今後の発行は書店または出版社に確認を、と。講談社から、休刊と紛らわしい案内だとクレームをされたのかも。それにしても、手際が杜撰だなあ。

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5/1 追記

さて、近所の〇マザワ書店に取り寄せを
依頼しておいたので、4/25過ぎには最初の
5月号が届く頃かと待っていたら、
「コロナ禍で休業のため、お急ぎでなければ
休業明けまでお預かりしておいてよろしい
でしょうか?」との電話連絡。
まあ、どうせ数ヶ月分も読まずに溜まって
いるのだからいいんですが。

それにしても、物事にケチがつくと続くものだなあ。

 

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