印:はんこ彫り、篆刻

2020年10月16日 (金)

印247:希夷斎氏から「有志者事竟成」の印が届く

篆刻工房希夷斎氏の遊印販売場に発注した、「有志者事竟成(志の高いものは将来ことを成すものだ)」の印がさっそく届いた。孫の「〇志」にあげるのに、その名前に因んで、ぴったりの銘である。ただ、今はまだ0歳4か月だから、貰った本人が意味を理解する頃まで、酔仙が生きていられるかどうか。(笑)

側款は、「千秋萬歳」「有志者事竟成/戊戌孟秋上弦/希君」

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印匣はさっそく酔仙の手作りで。

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こういう、ぴんと張った曲線は、今さらながらやはり素人には無理と感嘆する。

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古河の篆刻教室も、丸一年コロナ休講中で、酔仙の印刀も錆びかかっている。そろそろ丑年の豆印大量生産(粗製乱造(>_<)\バキャッ)にとりかかろうかな。

 

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2020年9月20日 (日)

印246:八卦印、4顆8面が仕上がる

古河の篆刻教室は前期、後期ともコロナ休みで、自学自習もサボってばかり。少しはまとまったものでも彫らなければ。

墨の入っていた木の小箱が余っている → 10ミリ角の小印4顆がちょうど収まるので印匣にする → 何かセットになる字は無いか → 八卦の8文字がちょうどきりが良い・・・・・・というわけで出来上がった。

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八卦の表上で向かい合う字を対にして 、一顆の上下両面に彫るので、側款も両サイドに入れる。

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そもそも、360度の方位を分割する方式はいくつかある。「十干」は、「木火土金水」の五行×「兄弟」=10分割。「十二支」は「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の12分割。八卦は、「陰陽」の二進法で、2×2×2=8分割。更に二乗すれば、8×8=64卦となる。

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「離」の文字がもっとも苦労した。小さい印面に沢山の字画がくねるので、印稿の段階で書き直し々々。字典でなるべく簡単な字体を捜してやっとこさ彫り上げた。押印は円陣スクラム型が納まりが良いかな。

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いずれも10ミリ角。使い途も、貰い手も、まあ余りないだろうなあ。

 

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2020年8月20日 (木)

印245:古河の篆刻教室は後期も講座中止と

古河の篆刻教室から連絡が届いた。コロナCovid-19のために、前期に引き続き後期の10月~3月も講座は中止するとのこと。

(↓クリックして拡大)

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やれやれ、これで丸一年のお休みとなるか。

素人考えでも、只今はコロナ第二波の真っ最中なんだが、「第二波という明確な定義が無いので……云々」と言い逃れる政権・行政側ってなんだろうか。そもそも、厚生労働大臣ではなくて、経済再生担当兼新型コロナ対策の大臣、というのも変ではないか。

 

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2020年8月10日 (月)

印244:偕楽園銘印を仿刻

晩酌ついでに、「偕楽園」印を彫ってみた。梅園で有名な水戸の偕楽園にあった、七面焼という窯場の窯印を仿(イ+方、ほう)刻したもの。

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26×12ミリ。ちょっと雑に彫りすぎたかな。余り似ていないから、これでは贋物も焼けないだろう。

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2020年8月 1日 (土)

印243:過而不改の印にぴったりの使い道が

梅雨もやっと明けたようだ。今晩は印を1顆仕上げた。

論語 衛霊公第十五。『子曰、過而不改、是謂過矣(子日く、過ちて改めざる、是を過ちと謂う。)』

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「過」の画数が多いので、他の三文字とのバランスに頭をひねる。

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やや大きめの25ミリ角。

いつもは、せっせと彫っても使い道がなく、引出しに仕舞い込むだけだが、今回はぴったりの使い道があった。

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(笑)。いやいや、ぴったり過ぎて笑えないか。(~_~;)

論語 子張第十九。『小人の過や 必ず 文(かざ)る【小人は過失をすると、いろいろと言い訳をし、弁解するものだ】 』とも。

 

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2020年7月29日 (水)

印242:「辛」小印6顆

来年の干支は「辛丑(かのと うし)」。まだ梅雨も明けないのだが、先日は、「丑・牛」で小印を彫ったので、今度は「辛」の小印を6顆彫ってみた。本体は一晩仕事だが、印匣作りや捺印、印譜、ブログへのアップなどもあるので、まあ二晩仕事。集中できるのは、やはり夜中か。印匣には、紅型模様の木版刷り和紙が酔仙好みなのだが、コロナ蟄居のため、浅草雷門脇の黒田屋まで買いに出かけられない。代替品で間に合わせてはいるが。

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「辛」の字形は、罪人に入れ墨をする針の形だと。なるべく痛そうな感じが出ていればよいのだが。

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     各9~10ミリ角。

 

 

 

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2020年6月24日 (水)

印241:希夷斎氏刻「健志」印二顆

今月上旬に次男家に孫息子が産まれた。3年前の長男家の孫娘に続いて二人目で、ありがたいことである。前回の時と同様篆刻工房希夷斎氏に名の印「健志」(けんじ)を朱文と白文で二顆お願いしたのが、早々と出来上がって手元に届いた。おまけには、疫除けのアマビエのシールも同封あり。

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印匣は酔仙自作。側款はめでたい金文字で。

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白文は甲骨文、朱文は金石文。各5分(15ミリ)角。字画の線の切れ味は、やはりプロと素人の差は歴然。とはいえ、酔仙もこれから彫りに取りかかろう。コロナ自粛でまだ孫の顔もネット経由だけだが、宮参りまでには何とか届けがてら顔を見に出かけたい。

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2020年6月20日 (土)

印240:来年の印を彫ると鬼が笑うか

今年もまだ(もう?)半年弱。少し早いが来年の干支の丑、牛の小印を彫り始めた。鬼が笑うかな。

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「丑」4顆、「牛」3顆。各ほぼ10ミリ角、一部は10×9ミリ。

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「丑」は、爪を立てて物を強くつかむ手の形。「牛」は、牛を正面から見た形。

 

 

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2020年6月17日 (水)

印239:四神印。4顆彫り上げる

昨年12月のブログで、大印用に買った印材が不良品だったため、割って磨いてやっと4個の自然石形印材にリサイクルしたことを記事にした。さて何を彫ったものかと思案していたが、4顆セットを生かして、東西南北の四神印を彫ることにした。

錐形で手持ち部分の小さい自然石形印材は、そのままでは印床に挟みづらいので、百均の「木かるねんど」で周りを巻いて、乾かしてから固定すると扱いやすい。印稿から、鏡を見ながら印面に布字していく。

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ほぼ彫りあがったら、外側をぽっかり割って印を取り出し、仕上げの補刀をして側款を入れる、という手順。

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予め下拵えを済ませておく。一昨日は一杯飲みながら一顆、昨日は休肝日で他にすることもないので印刀も進んで三顆。二晩で4顆が仕上がった。

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四神」は4つの色、4つの方角、4つの季節、などを象徴する中国の霊獣。

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・玄武:黒/北/冬。28X20ミリ

・青龍:青/東/春。38X16ミリ

・白虎:白/西/秋。30X16ミリ

・朱雀:赤/南/夏。25X19ミリ

 

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2020年6月12日 (金)

印238:印箋

出来上がった篆刻の印を捺す紙を印箋(いんせん)という。いつも、試し刷りと保存のために使うのは三圭社の「楽篆クッキリ印せん」である。手元分を使い切ったので、ジョイフル本田の文具・篆刻コーナーで捜しても、ネット通販で捜しても見つからない。コロナ蟄居中で都内にも買いに出られないので、三圭社にEメールしてみたら、さっそく送ってもらえた。ありがとうございます。6冊、税送料込みで2,320円を買い置きしたので、何年間かは十分間に合う。

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酔仙手製の印箋は、四角い厚紙の縁に朱墨をちょいちょいと付けて、半紙にペタッと押しただけの間に合わせもの。まあこれでももっともらしくは見えるか。その内、きれいな自家製印箋を調製したいものだが、いつになるやら。

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