印:はんこ彫り、篆刻

2020年1月16日 (木)

印217:御礼印「忠」

御礼をするところがあったので、手元の石で、ささっと「忠」を一顆彫ってみた。

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古い字体をまねてみたが、ちょっと柔らかくなってしまったかな。

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11ミリ角。

 

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2020年1月11日 (土)

印216:年初の卦、「地雷復」を刻してみた

年初の恒例、知り合いのブログ「黄昏の冬じたく」でアンクルさんが占う今年の運勢。今回は「地雷復」が出たと。

(↓クリックして拡大)

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2014年にも同じ「地雷復」の卦が出たのだが、その時は第2次AB政権が発足していた。今回は、狂犬骨牌のバグダッド爆殺、更にはウクライナ機撃墜か?のさなかに日本海軍の派兵強行と。卦としては、「還る」の意なのだが、果たして正道に還るのか、「戦前」に還るのか?まことに心もとない新年である。

ともあれ、地雷復を篆刻にしてみる。今回は太枠に細字のデザインで。これぐらい細い字画になると、けっこう集中力を要する。8割ほど出来たところで、刃が滑ってコツッと字画を欠かしてしまい、また布字に戻ってやり直し。(T_T)

やっと出来上がった。

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印匣に貼る紅型模様の手刷り和紙も手元に品切れで、ネットからプリントして代用。浅草雷門脇の黒田屋まで買いに行かねばならないのだが、なかなか時間が作れない。

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12×25ミリ。配置のバランスよく、一定の太さで線を引ききるというのはなかなか至難である。

 

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2019年12月23日 (月)

印215:印材のリサイクル

篆刻に用いる寿山石、青田石などは中国からの輸入で、近年はモンゴル産の巴林石なども多い。最近は鉱床の枯渇、人件費増などで、価格が上がって品質が落ちている。昨年も、7.5センチ角の青田石を買って彫り始めたのだが、印刀の刃が立たない固い部分が出てきて途中で断念したのがそのまま残っていた。もったいないのでリサイクルしてみた。

まずコンクリート用のタガネと金づちで大きく割って、使えそうな部分を選ぶ。印刀で大体の形を整えてから、サンドペーパーで磨く。最後にピカールで艶出しをして仕上げ。ピカールって、お仏壇の仏具の真鍮磨きをした人なら知ってます。

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3~4センチの自然石形の印材4個が出来上がったが、印を彫るよりも何倍か手間暇がかかった。

酔仙の通っている教室は古河の篆刻美術館で、篆刻専門の美術館としては日本で唯一のものだという。なので、篆刻を趣味にしていた人が亡くなると、残された印材や道具、書籍類が段ボール箱でドサッと寄贈されてくるのが、1年か2年に一度くらいある。貴重品は美術館で収蔵されるが、あとは教室の皆さんに分配される。酔仙は、いただいた印の内、自分より上手だなあと思うものは、参考に残しておく。自分より下手だなあと思うものは、サンドペーパーで磨りおろして再利用。故人も喜ばれるだろう。(-_-;)

 

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2019年12月22日 (日)

印214:「蒿里誰家地」印

古河の篆刻教室は今日で授業納め。先生の補刀をいただいて「蒿里誰家地」印がやっと仕上がった。

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前作の「韭上露何易晞(ニラの葉の上の露はなんと乾き易いことか)」と対の句で、「蒿里の墓地は誰の居場所なのか」の意。「蒿里」は中国の泰山の南にある山で、死後の魂が集まる場所だと。「蒿」はヨモギの意味なので、日本ならば、浅茅ヶ原とか鳥辺野や化野のイメージだろうか。

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15×75ミリ。太い枠に細い線で字画を描くというスタイルで彫ってみた。鉄線のように一定の幅で緊張した線を描きたいところだが、太い細いのむらが出来てしまい、なかなか思うようにはいかない。面白いのでもう少しトライしてみよう。

 

 

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2019年11月27日 (水)

印213:更に、庚印5顆、子印5顆を追加。累計54顆。

年賀状のシーズンに向けて彫った「子」歳印、累計44顆まで彫ってあちこち配りまくってしまった。気がついたら、これからの忘年会での配り分が無い。どころか、自分の使う分の印も無い。(T_T)

なので、篆刻教室で巴林石の印材を買って帰り、この2,3日で10顆を彫り上げた。「庚」5顆、「子」5顆。

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さすがに、印の本体より手間のかかる印筒まで作る余裕はなく、飴玉風に紙に包んでひょいとひねる、で間に合わせる。まあ、中身は同じですのでよろしく。

さて、印をお配りした(押しつけた)方へ。……→ 来る2020年は、庚(かのえ)子(ね)の歳。庚/かのえ(十干)なら10年後に、子/ね(十二支)なら12年後にまた使えます。今回お使いいただいた後は、捨てずにお取り置きいただければ、家内安全、延年益壽のお守りにもなりますので、よろしくお願いいたします。

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各々、10ミリ角、朱文。3分(9ミリ)角とのわずかな差を感じます。

字画が細くなると、プロとの技量の差がはっきり出ますなあ。

 

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2019年11月14日 (木)

印212:更に4顆、子年印を追加

今年は、40顆まで干支の「子」印を彫ったのだが、サークルやら、老人会やら、次男の結婚式やらで、あらかた配り切った。明日は滋賀まで一泊帰省するのだが、手ぶらでも何だし、昨晩のうちに残っていた印材で、さらに4顆を彫り上げた。

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累計で44顆と、粗製濫造の年になったなあ。12月には忘年会もあるし、もう少し彫ろうかな。いや、別に押し売りして回っている訳ではありませんが。

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いずれも、三分(9ミリ)角の朱文。

 

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2019年11月 3日 (日)

印211:子年小印、8顆を追加

子年の賀状用の小印を32顆まで彫ったが、サークルや寄席やらであちこちにあらかた配ってしまった。なので、あと8顆を追加で彫って仕上げた。ちょうど40顆、これで打ち上げるか。今年は粗製濫造、鼠算の年のせいかも。

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いずれも9ミリ(三分)角の朱文。

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配り残すと12年後まで在庫になってしまうが(笑)、今月はいろいろと行事で集まる機会が多いので、まあ何とか捌けるだろう。

 

 

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2019年10月28日 (月)

印210:薤露シリーズ2作目

先月の、「印207:薤露印」で薤露の挽歌が気に入ったので、連作で作成中。2作目の「韭上露何易晞」(ニラの上の露はなんとかわきやすいか)が、昨日の教室で先生に補刀をいただいて出来上がった。

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16×75ミリ。まあ、だいたいこんなものか。

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最初の、太枠に細字のスタイルが気に入ったので、残り3作もそれで行ってみようかな。先生のアドバイスでは、枠の細い所には字画をくっつけて、枠の太い所には字画を離す、というのがバランス上良いと。なるほどなあ。

 

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2019年10月19日 (土)

印209:子年印、20顆仕上がり

追加を彫り続けていた子年の小印、20顆までやっと仕上げた。

2分(6ミリ)角、白文、10顆。

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3分(9ミリ)角、朱文、10顆。

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一番右下のは、「子」の異体字というか、本来の干支専用の字であったが、早くに使われなくなった、云々との解説を読んだので、一顆彫ってみたものである。

これで計32顆。やはり粗製濫造かな。でもまあ、年末までのお配りものには間に合いそうだ。

 

 



 

 

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2019年10月 3日 (木)

印208:来年の干支、「子」小印をまずは12顆

あっという間にもう10月。来年の干支は「子」年。例年の知人近辺へお配りする賀状用干支の小印、今年はちょっと早めに取りかかっておこう。まずは、12顆を彫り上げた。

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1顆だけ4分(12ミリ)角、他は3分(9ミリ)角。篆書体、一部は隷書体も。この寸法だと、朱文で楽に彫れるが、欠かしたら、まあ、そのままで。

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この調子であと20本ばかりは彫ってしまいたい。おっと、印を収める印筒には和紙木版の千代紙を貼るのだが、手持ちを使い切った。雷門脇の黒田屋まで買い出しに行かねばならないかなあ。

 

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