山:山歩き

2019年5月29日 (水)

山134:日光社山に登る。少し甘く見ていたのを反省。

26日(日)は、町内の山の会で、日光の中禅寺湖周辺の山の一つ、社山、1,826.6mに登ってきた。湖の標高1,269mからの標高差は557m。

朝の6時に近所のミニストップ駐車場から出発。少し早めに家を出て、コンビニおむすび弁当や朝食を買い込む。Iさんが、飼いネコの具合が悪いのでと、不参加の連絡にやってきて、今日の参加者は14名。

東北道、日光高速道、いろは坂を経て、中禅寺湖畔の立木観音横、歌が浜の駐車場に8:30到着。下界は真夏日だが、ここは新緑に湖面を渡る涼しい風。男体山が迫っていて、湖に映える。

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ここから中禅寺湖周遊歩道を1時間ばかり、ほぼ水平の整備された気持ちの良い道をたどる。すぐに県立公園の旧大使館別荘の敷地。以前に来た時は、旧イタリア大使館別荘が一般公開されていたが、今は旧イギリス大使館も整備、公開されている。黒板貼りの二階建てが石垣の上から湖を見渡す立地。

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イタリア大使館の特徴的な杉皮貼りの内装外装もきれいに貼りかえられていた。同じ和風洋館といっても、雰囲気は対照的である。

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昔は、英・独・伊や多くの大使館別荘が集まっていたこのあたりの湖畔。2館に挟まれた敷地はドイツ大使館だったかな、塀に囲まれていて立ち入り禁止。塀には「橅楓庵 中禅寺湖南五番別荘」の立派な額が掛けられているので、多分、買い取られて個人の別荘にでもなっているのだろうか。今回は山登りが目的なので、別荘でゆったり、は割愛。機会があれば、立木観音に参拝し、別荘でゆっくりお茶して、中禅寺湖周遊歩道を半周して船で帰ってくる、というハイキングコースもよさそうだ。

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右に湖、左に新緑の雑木林、気持ちよくぶらぶらと歩いていって、9:50頃に登山口の阿世潟に着く。靴、リュックなどを整えて、この先は山道。

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広い沢を詰めて段々の坂を上り、20分余りで、鞍部の阿世潟峠に着く。

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ここからは明るく開けた尾根道の急登がずっと続く。高度が上がるにつれて、右の眼下に中禅寺湖、その正面に男体山、左には残雪の日光白根と、初夏の新緑の中の絶景を楽しむ。

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このあたりまではまだまだ余裕。歩きながらや休憩の途中と、せっせと写真を撮る。

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しかし、頂上が近づくにつれて、連続する急登でだんだん体力を消耗していく。かなりバテ気味になってきた。そこにリーダーのNさんから、ポカリスエットの補給を頂いてやっと一息。太腿の筋肉にちょっとピクピクと感じながらも、まあなんとか、11:50、大岩の目立つ頂上に到着。一人なら引き返していたかもしれない。

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頂上の少し先の、足尾方面の山の見晴らしの良いところで、皆思い々々に昼食を広げる。酔仙はコンビニおむすびだけ。でも、Kさんが担ぎ上げた、山の会名物のスイカの大盤振る舞い。毎度ながらこれは最高に美味しい。ごちそうさまでした。

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教えられて、右手の薮をちょっと先に抜ける。花盛りのシャクナゲの大株と大岩、その向こうに日光白根まで続く眺望が広がっていた。

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さて、スイカも眺望も満喫して下山に取り掛かる。来た時と同じコースを下るので楽ちんだが、今度は急下降の連続なので、膝を傷めないようにストックをしっかり突いて、休みながら下る。午後になると遠景も少し霞んでくるが、ミネザクラ、ミツバツツジなどの花を楽しく見られる。

14:10阿世潟の登山口まで下りつく。周遊歩道から湖の砂浜にも寄り道。水がきれいで冷たい。

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イギリス大使館は、湖側の前面を開け放って、観光客などもいっぱいで、印象もかなり変わって見える。

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歌が浜の駐車場に、予定通り15:10に到着。バスに乗り込んだら、まっすぐいつもの「やしおの湯」に向かう。下山後の楽しみは、やはり温泉と冷えたビール。ゆっくりと山の疲れをほぐす。

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帰りのバスの中ではほどよく冷えた日本酒も回ってきて、気分良く飲んで眠って、目が覚めれば無事に帰着。家に帰ったらすぐに爆睡。

今回はちょっとコースを甘く見て、バテかけて、リーダーに助けていただいた。感謝と反省。補給は大切。また次回もよろしくお願いします。

 

追記

昨晩この記事を書いていて、1時間半ばかりもかけてほぼ書上げた。仕上げの添削をしていて、ひょいと誤って、Chromeブラウザの✖マークをクリックしてしまった‥‥‥一瞬ですべてが掻き消えて、茫然自失。(>_<)

今晩、やっと気を取り直して打ち直すことができた。それにしても、cocolog さん、fale-safeは世界の常識。「保存しますか?」ぐらい尋ねるように画面設定してくれなければなあ。

 

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2019年4月26日 (金)

山133:秩父の破風山

4月20日(土)

町内の山の会で、秩父皆野町の破風山(はっぷさん)626Mに出かける。こちらの山の会の山行は、2年半ぶりになるかな。天気も良く、名残の桜や春の花々もたくさん見られて、気持ちのよい山歩きができた。

朝6時にHW駅に13名が集合。JR、東武、秩父鉄道と乗り継いで、車窓から春の花景色を楽しみながら、皆野駅に到着。

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ここの駅前も寂れてきているようで、地元の矢尾デパートも解体工事中。

しばらく車道歩き。だんだん山手に入っていく。式内社の椋神社や、路傍に古い石碑なども多い。

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麓からかなり上って、途中の休憩ポイントには、花桃なども満開。

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山道らしくなって、大きな東屋でも一休み。その先はちょっと岩のごつごつした尾根道。アセビの花が咲き続く。アセビ(馬酔木)は有毒なので、多分、奈良公園や鍋割山などと同様に、ここも鹿の食害から免れて繁ったものだろうか。

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頂上に出ると一気に目の下に皆野の市街地、秩父盆地の景観が広がる。

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ゆっくり眺めを楽しみながら、食事とビール。

集合写真なども撮り終わったら、下山にかかる。以前に2,3度登った時は、秩父札所34番の水潜寺に下ったのだが、今回は寺には下りず、直接に満願の湯に下る。杉林や山間の村を抜けて、途中で一人静の花も見られた。

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満願の湯に着いて、さっそく温泉に。露天風呂の中で手足を伸ばすとのんびりする。

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湯上り後は、広間で、ビールと肴でぷは~ッと。ゆっくり休んだ後、湯のマイクロバスとタクシーとで、また皆野駅に戻り、帰途に就く。HW駅前で解散。おっと酔仙は駅前の鳥貴族でヤキトリの二次会にも参加。一日楽しく過ごして無事に帰宅。

 

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2019年4月15日 (月)

山132:秩父羊山公園を歩く

昨14日(日)は、もう一つの山の会で、秩父の羊山公園を歩き、札所にも少しだけ足を伸ばしてきた。

天気の崩れを懸念したが、幸い、花曇りに時に晴れ間の天気が夕方までもってくれた。朝10時に西武秩父駅改札口に集合。参加者12人のうち10人は池袋から西武経由だが、酔仙はJR、東武、秩父鉄道と乗り継いで、御花畑駅から西武秩父駅までは徒歩数分。西武と秩父鉄道が意地を張りあったのか、隣接駅で乗換えの便が無く、客に駅間半分を歩かせるという、けしからん状況が昔からずっと続いているのが不思議だ。

西武秩父駅には、土産物などの店が並ぶ仲見世があったが、久しぶりに来てみたら、大変貌していて、駅前日帰り温泉と土産物店、フードコートの複合した、「祭りの湯」が出来上がっていた。観光客には便利が良さそうだ。

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さて、全員集まったところで、まずは駅から歩いてすぐ目の前の丘が芝桜の名所の羊山公園。入園料¥300だが、花がまだ満開ではないので、ご協力金¥100だけと良心的である。それでも、咲き具合にむらはあるが、けっこうよく咲いていて、武甲山を背景になかなかの景観を楽しめた。

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隣接して秩父特産品市場の露店広場。花よりダンゴか、こちらの方が人が混んでいるような。

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秩父盆地の桜は平野部よりも少し遅れるので、この丘のあちこちでも、電車の車窓からも、十分見頃の桜が楽しめる。細長い丘の反対方向に歩いて行って、見晴らしの丘で昼食。眼下に秩父の市街地を眺めながら、桜の花びらも盃にちらほら。絶好のお花見ポイントなのに、我々以外の花見客がほとんどいないのが不思議である。

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さて、飯もお酒もゆっくりいただいた。丘を横瀬の方へと降りて、9番札所明智寺へ。秩父盆地は河岸段丘の地形なので、市内のハイキングとはいっても、けっこう坂の上り下りが多い。お寺で御朱印もいただいて、皆さん一休み。秩父では、どこにいても武甲山が背後にある。

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ここから、7番法長寺、6番卜雲寺へと回る予定だったが、もうけっこう歩いたし、雨もすこしパラリとした。早めにここで引き上げることにして、横瀬駅まで歩く。池袋経由でまっすぐ帰る人たちと別れて、残りは「祭りの湯」へ。お風呂組と飲み会組とでそれぞれに1時間ばかり。フードコートでは、周りのお店で買ってきても、リュックに残った酒肴を出しても良いのがうれしい。ン?ほんとは持ち込みはいけないのかな?

楽しく歩いて飲んで食って、次の山歩きを楽しみに、皆さんと別れた。7時ごろには無事に帰宅。ありがとうございました。

 

 

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2019年2月19日 (火)

山131:二年半ぶりの山歩きは茨城の宝篋山へ

一昨日、17日(日)には、もう一つの山の会の仲間と茨城の宝篋山(461m)を歩いてきた。酔仙には二度目の山。

このブログ画面の右欄、カテゴリー「山:山歩き」をクリックしていただくとわかるが、2016年9月の筑波山以来二年半ぶりの山歩きである。腰痛と手術後のリハビリで空白が続いたが、やっと念願の低山徘徊に復帰できた。

10時半に麓の小田休憩所に集合。酔仙は自宅からマイカーで2時間弱、早めに到着。駐車場は既に満杯で、少し離れた町中の駐車場に停める。他の仲間は電車とバスで、計11名が揃った。快晴で温かく、心配した風もほとんど無くて、絶好の山歩き日和となった。休憩所の左背後に、山頂のテレビ塔が間近く見える。

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今回の登りは極楽寺コース。かっての小田城の背後の山麓を占めた寺院群の址を抜けて、沢道から中腹、尾根道へと登ってゆく。明るい田畑の斜面にわずかに石仏や石塔など。

沢道はちょっと急。立て札がなければ見落とすほどの小さな「滝」がいくつか続く。これが「五条の滝」↓といわれてもなあ。

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中腹の純平歩道に出てちょっと一息。眺めが開けて、霞んでいなければ富士山も眺められるはずだが。

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落葉樹の林の中の尾根登り。木々の隙間から麓の町も眺められる。休みながら最後の登り道を過ぎると頂上も近い。もう1,2ヶ月すれば、コブシや山桜のお花見が楽しめそうだ。

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2時間弱で頂上に到着。大きなテレビ塔の建物の隣りの山頂に、山の名前の由来の宝篋印塔が立っている。さすがに、しっかりした立ち姿である。

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周りの登山客たちもそれぞれに昼食を広げている。真正面には筑波山が山裾を広げて、きれいな山容を見せている。向かって左が男体山、右が女体山の双耳峰で、麓の赤い鳥居やケーブル駅などもくっきりと見える。

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皆さんから持ち寄りのお総菜などいっぱい頂いた。残念ながら車なので、焼酎や熱燗ひれ酒は見送り。

下山は小田城コース。こちらは、急すぎず緩すぎずの林の中の道をとんとんと下ってゆく。途中、下浅間神社や愛宕神社には、いかにも古代信仰を伝える磐座が鎮座しておられる。

1時間ほどで山を下り終え、125号線を渡って街中を抜けるとすぐ、小田城址。かっては地域の中核として小田氏が治めたが、佐竹氏に滅ぼされ、その佐竹氏が秋田に移封された後は田畑になっていた。当時はまだ高石垣造りの城郭は無く、堀と土塁の城。前回に酔仙が訪ねた時はまだ工事中だったが、その本丸の堀と土塁が復元されてきれいな芝生の公園になっていた。

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街の中には、立派な瓦屋根の大きな造りの民家が目立つ。バスで帰る皆さんと別れて、夕方、無事に帰宅。他のオジサンたちはつくばあたりで二次会をやってからようやく帰途についたようだ。

久しぶりの山歩きだったが、快調にコースを歩き終わり、疲れもさほど残らなかった。自信もついたので、これからどしどし山歩きにも出かけていこう。町内の山の会にも参加したいものだ。

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2016年9月25日 (日)

山130:筑波山に(ケーブルカーで)登る

今日、25日は、もうひとつの山の会で、筑波山に登ってきた。前日までの長雨がぴったり止んでくれたのが、何よりありがたい。酔仙は自宅から車で1時間半余り、10時半に筑波山神社入り口のバス停で、千葉方面からの皆さんと合流。まずは筑波山神社に参拝。境内ではガマの油売りの口上を演じていたが、聞いていると長くなるので割愛。

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筑波山には何度か登っているのだが、足で登るとけっこうな急坂続きなので、今回はケーブルカーで一気に登る。頂上駅前の広場は登山客、観光客でにぎやか。麓よりはけっこう涼しい。

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麓から歩いて登ってくる3,4名を待つ間に、頂上西峰の男体山神社に参拝。西峰に直登せず、右側から回りこむゆるいコース、というのを選んだのだが、いったんかなり下ってから登りかえすので、けっこう汗をかいてしまった。

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神社でご朱印を頂いてから、まっすぐ急な石段を下って広場に戻る。

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歩いて麓から登りついた4人が合流して、十数人となり、茶屋の外のテーブルで昼食宴会。酔仙は車の運転があるので、ノンアルコールビールなのが心残り。

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ゆっくり宴会の後、尾根伝いにすぐ目の前の、東峰の女体山神社へ向かう。途中の「セキレイ石」には、「イザナギ、イザナミに鶺鴒が男女の営みを教えて、云々」という説明板があるのだが、子供に訊ねられたら、お父さんお母さんはどう説明するのかな?

ガマ石には、小石を投げあげて留まれば吉、というのだが、なかなかそううまくはいかない。

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東峰の女体山神社の背後の岩の上からは、いつもなら絶好の展望が広がるのだが、今日は一面の雲霧で、ちらりと麓の町がのぞくばかり。

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下りはロープウェイで一気につつじ台まで下る。おいおい、歩いたのはほんの少しじゃないか。(>_<)\バキャッ

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バスで最初の筑波山神社入り口の駐車場に戻り、皆さんと別れて、また一時間半のドライブで無事に帰宅。豪栄道の全勝優勝の取り組みを観るのに間に合った。

心配した腰痛も、腰痛ベルトと痛み止め薬、ダブルストックとでなんとかしのいで、雨の晴れ間の山歩を楽しむことが出来た。O幹事さん、お世話様でした。また次回をよろしく。

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2016年9月 8日 (木)

雑530:山の男の歌、カセットをパソコンに保存する

「山の男の歌」シリーズの古い音楽カセットが出てきた。昔々、30年ほども前に荻窪の社宅にいた頃、発行元の(株)エイト音楽企画というのがすぐ近所にあったので、続篇が出るたびに発行元まで直接買いに行ったものだ。当時、1巻¥2,800で、合わせて13巻だから、安くは無かったが。

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幸いテープは全然劣化していないようなので、今の内にパソコンに保存しておかねば。ネットでやり方を調べて、知り合いからカセットプレーヤーを借りて、おっと入出力用のケーブルも要るな。

2、3度試行して、第1巻をなんとかうまく保存できた。変換・保存の専用機も売られているのだが、Windows7に内蔵の「サウンドレコーダー」機能で、まずは十分である。

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ただし、1巻片面で20分かかるから、13巻では9時間ほどもかかりそうだ。まあ、ぼちぼちやろうか。

9/9 追記、一日半がかりで録音保存を終わった。計375MB。

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2016年8月 9日 (火)

山129:北八ヶ岳の池巡りはちょっと難儀だった

7日~8日と、もうひとつの山の会で、一泊で北八ヶ岳の池巡りコースを歩いてきた。

今回は酔仙が幹事役で、計6人の参加者。実は、昔々に歩いた時の記憶で、楽なコースと思っていたのだが、途中の大石がごろごろしている道が、歳をとるとけっこう歩きづらく、皆さんに難儀させてしまった。大いに反省しています。さりながら、天気も景色も良く、疲れはしたが無事に下山できたのが何より。次回はもっと楽々のコースを組みますのでご勘弁を。

さて、7日朝は新宿駅に集合。先行のNさんを除く5人が早々顔が揃ったので、予定を一本繰り上げて、8:30発あずさ7号で出発。茅野駅からはタクシーでまっすぐピラタスロープウェイへ。

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100人乗りの大型ロープウェイで、12時過ぎには坪庭に着いてしまった。標高2,240米、気温21度、一気に涼しさを感じる。取りあえず簡単な昼食を済ませて、遊歩道を一周。折り重なる溶岩、針葉樹林、這い松、笹原、まるで造られた庭園のような景色が広がる。背景は縞枯山。

(↓クリックしてパノラマ写真)

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遊歩道から奥へちょっと進めば、すぐに今日の宿の縞枯山荘に、1時半着。大きな三角屋根の姿も、炬燵を囲む部屋も昔と変わっていない。

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先行したNさんは、北横岳に登り、縞枯山を往復してきて同じ頃に到着。健脚ぶりに感心する。午後は小屋のテラスで酒を飲み、景色を眺めてのんびりと時を過ごす。時々登山客も通るが、今日の泊りは、他にご夫婦二人だけ。

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小屋の注意書きに、「飲酒にて、酒ぐせの悪い方は 云々」と。すみません、昔々酔仙も、この小屋で酒を飲んで歌を唄って騒いでました。この縞枯山荘では、壁に歌詞を掛けて歌唱指導までやっていたなあ。今では、山小屋での酔声高歌放吟もめったに見かけなくなりました。昔は良かったとは言わないものの、何だか寂しいような。

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夕食は5時40分、魚、野菜、味噌汁など。風力発電、バイオトイレなども備えられているが、灯油ランプもまだ使われている。今晩は、2階の大部屋でお休み。

さて翌8日朝、早めに起きて御来光を見ようとしたが、雨池山に隠れてよく見えない。朝日に照らされた雲の色がきれいだ。

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朝食をいただき、集合写真も撮って、6時半に小屋を出発。

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すぐ先の雨池峠からは、しばらく樹林の中の急な下り。眼下に雲海も眺められるが、大きな溶岩がごろごろと重なって、けっこう難儀する。

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やっと林道に出たところで、立札があり、「大河原峠双子池方面へは崩落のため立入禁止、雨池経由の迂回路をとるように」、とのこと。これは想定外。ちょっと迷ったが、迂回路を選ぶ。

林道の少し先から下ったところに雨池。渇水で水面は何分の一ほどしか残っていないが、樹林に囲まれたぽっかりと静かな空間に心が和む。池の砂地には鹿の足跡も。

(↓クリックしてパノラマ写真)

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雨池からの迂回路は、樹林を縫いながらのよく踏みなれた道。新しく迂回路として開かれたのではなく、元からの池巡りコースの道だったのだろう。

うそのくち集落からの、道幅のある林道に合流する。近道を一登りして大河原峠との交差する所に出る。崩落個所を補修しているのだろうか、道路工事の車も入ってきている。広い車道を少し下れば双子池。池の脇の小屋の前で一休みして、左には雄池。

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右には、もう一回り大きい雌池。キャンプ場にテントが一張りだけ。水がきれいで、小屋のおじさんは、飲んでも大丈夫だと。

(↓クリックしてパノラマ写真)

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雌池の右側を半周して、最後の亀甲池へ。地図では小さな峠を挟むだけだが、ここも大きな溶岩がごろごろとしていて、上り下りとも歩くのに難渋する道。転ばないよう足元に注意しましょう。

やっと到着。池のほとりによい枝ぶりの木陰が。昔の記憶が少しよみがえる。

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ここから道はぐんと楽になり、すぐに天祥寺原に出る。正面に蓼科山を間近に眺めながら、笹原と疎林の中の長い道を辿る。原の中の河原は水がまったく枯れている。

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原の中の道が終わると、最後の下り道。つづら折りの道が続いて、皆さん膝や脚、腰に痛みが出る頃、一時半過ぎ、やっと竜源橋バス停に下りつく。

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予定していた小斉の湯へのバス便がないので、逆に奥の白樺湖のそばのすずらんの湯へ向かうバスに乗る。つい先週の霧ヶ峰の帰りに立ち寄った湯である。二週連続か。

やはり、ここの風呂は良い。風呂上りには、ビールと天そば。食堂はやはり作るのが遅い。(笑

疲れがとれたところで、バスで茅野駅へ。接続があまり良くないが、駅ビルでお土産を買ったりして一時間ほどをつぶし、5時50分発のあずさ30号で帰途につく。車窓から眺める甲斐駒ケ岳の摩利支天や、地蔵岳のオベリスクの夕景色を肴に飲む真澄が美味い。

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今回はちょっと難儀なコースを組んでしまい、申し訳ありませんでした。これに懲りずに、次回はもっと楽な山でお会いしましょう。

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2016年8月 1日 (月)

山128:霧ヶ峰トレッキングは快晴

昨31日は、町内の体協と山の会での霧ヶ峰トレッキング。標高差200米ぐらいなら何とか歩けるだろうと酔仙も参加。大型バスで計31人の参加者。朝5時の集合はさすがに眠い。

佐久南ICで下りる。旧中山道を経て、くねくね道の急登は、第78カーブまで表示板を数えて、和田峠まで登りきるとすぐに八島湿原の入り口。予定通り9時半着。天気を心配していたのだが、一日中快晴で、涼しい風も吹いて、絶好のハイキング日和りとなった。

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八島湿原は、昔に来たことがあったと思うのだが、ほとんど記憶に残っていない。木道は湿原を右手に眺めて、高原の花を楽しみながらぐるりと回りこんでいく。ヤナギラン、マツムシソウ。

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閉じられて荒れた小屋のあたりで一休み。そこからゆるゆると登り道で、振りかえると湿原が一望できる。

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蝶々深山(ちょうちょうみやま)と物見岩までくればさらに眺望が広がる。

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中学生などの団体グループがつぎつぎと賑やかに行き交う。前方右上にぽつんと見える、気象レーダーのパラボラアンテナ塔が、今日の目標の車山頂上。

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一度下ってからの登り道が一気に急坂となり、今日一番の胸突き八丁。すぐ目の前を、スキー場のリフトですいすい昇ってゆく観光客がうらやましい。

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12時半、やっと広い頂上に到着。車山神社にレーダー塔。登山客、観光客があちこちで眺望を楽しんでいる。

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左手に蓼科山から続く八ヶ岳連峰。赤岳はちょっと雲の中。右手には南アルプス、中央アルプスが連なる。

(↓クリックして拡大)

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陽射しは強いが、涼しい風に吹かれながら昼食。冷凍缶ビールがほどよく融けて、きりっと冷えていてうまい。Hさんが担ぎ上げたスイカの大盤振る舞い。よく冷えていて甘い。ごちそうさま、ご苦労さまでした。

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下山はスキー場の下で待っているバスまで下る。リフトはまっすぐだが、歩く道は大きく迂回していく。

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途中のレストラン前には、車山天狗水が。

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2時半、バスの駐車場に下りついて、今日の歩きは終了。腰痛もなんとか持ちこたえてくれた。帰りの温泉は、白樺湖畔のすずらんの湯。2014年11月にも、ヒュッテアルビレオに泊まって帰りに一風呂浴びたなあ。風呂場から湖も眺められる良いお湯である。

風呂上りにはやはりビール。食堂のおばさん、唐揚げはまだ?時間がないから持ち帰りにしてね!

恒例の車中宴会をしながら、夜9時、無事に帰着。幹事さん達のお世話ありがとうございました。また次回もよろしく。

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2016年7月19日 (火)

山127:尾瀬ハイキングも、第30回の大台

17~18日、夜行一泊二日で、もうひとつの山の会の尾瀬ハイキングに参加してきた。毎年恒例の尾瀬歩きだが、今年は第30回を迎え、参加者17名の盛会。酔仙もその半分くらいは参加してきただろうか。

16日夜に春日部まで出て、0時過ぎに、「東武尾瀬夜行11:55」で皆さんと合流。列車は空いていたので、ゆっくり飲んで寝られた。4時頃、会津高原尾瀬口駅でバスに乗り換え、6時に沼山峠下に着く。天気を心配していたが、幸いに晴れてくれたので、一休みしたら出発。沼山峠の休憩ベンチから、昔は尾瀬沼を見下ろせたのだが、今は樹がのびて少ししか見えない。

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大江湿原まで下ると、期待していたニッコウキスゲの花はチラホラ程度と寂しい。鹿の食害のせいかな。

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2001年の写真はこちら。(↓クリックして拡大)

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途中、アザミやクルマユリの写真も撮りながら行く。

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8時過ぎに長蔵小屋に着いて朝食。

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有料チップのトイレに入ったら、料金箱に1万円札+5千円札+千円札が重なって入っていた(驚。見せ金か、それともユーモア?

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一休みの後、尾瀬沼をぐるりと巻いて沼尻休憩所へ。晴れていた空が、途中から雨模様になり、手前で雨具を着ける。休憩所の屋根の下で雨具を脱いで、缶ビールの一つも空けたいところだが、昨年9月に失火で全焼してしまって、今は休むところも無いのが辛い。

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コンクリの基礎杭を残すばかりで、きれいさっぱりの焼け跡。はやく再建してほしいものだ。

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ゆっくり休むこともできず、すぐ出発。白砂湿原、白砂峠を越えて団子坂へ。途中で雨も止んできてくれる。雨具姿だと、他のハイカーと見分けにくくて、グループも前後ばらばらとなってしまった。

おっと、11時過ぎ見晴の近くまで来たところで、木道脇にけが人が。木道で滑って腕を骨折したらしく、小屋に救援の人を頼んだという。同行の女性がしっかりしているようで、三角巾で手当てをするからと。取りあえず酔仙も見晴らしの小屋まで急ぐ。結局、酔仙のグループの中のⅠ先生(外科の医師)が後から追いついて、手当てに当たることが出来、小屋の担架で運ばれて、2時半には無事にヘリで運び出されていった。

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なぜかⅠ先生が尾瀬に来ると、いつも患者さんに出会う。中高年が木道で滑って、という事故が多いためか。それとも患者を呼び込むゴッドハンドか。

ともあれ、1時までには、別コースの人たちも合流し、やっとビールが飲める。

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全員が揃って昼食と午後の宴会。以前は、午後に、ヨッピ橋辺りを巡ったり、三条の滝を往復したりしたものだが、今では誰も腰をあげようともしない。

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弥四郎小屋の中も、以前と比べるとかなりリニューアルしてきれいになった。お風呂とハンバーグ夕食の後は、今回も玄関上の眺めの良い大部屋でゆったり。

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夜には、外でちらほら光る蛍も見られた。部屋では消灯までみんなで宴会。Mさんには喜寿祝のプレゼントが用意されていた。

さて、一夜明ければ18日。濃い霧も、早い朝食の終る頃には晴れてきて、6時半小屋を発つ。今日は一日、晴天となった。もう梅雨明けかな。

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尾瀬ヶ原の木道を縦走してゆく。初夏の湿原、白樺の樹に色々の花。雲の合間に至仏や燧岳がのぞく。

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池塘にはヒツジグサ、オゼコウホネの葉が一杯に広がってきれいだが、花時には少し早いか。

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アザミは今が見頃か。

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竜宮小屋の先で少し休憩したが、後は順調に進んで、というか、酔仙は写真を撮っている間に、だんだん最後尾になってしまう。

(↓クリックして拡大)

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8時半には山ノ鼻に着いてしまった。大休憩。ソフトクリームや生ビールもいいが、メルシャンの冷えた白ワイン小瓶もおいしい。

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9時に山ノ鼻発。川沿いに遡る樹林の中の緩い道。生のオレンジがおいしい。最後に木段、石段の急な坂を登り終えると鳩待峠の駐車場に着、10時15分。酔仙も、腰痛、ふくらはぎ痛を抱えながらも、まあ付いていくことができてよかった。

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缶ビール、ソフトクリームなど、それぞれに自分へのご褒美。

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予約してあったジャンボタクシーに9人、バスで4人と別れて、別々に上毛高原駅へ下る。乗った老神タクシーの運転手さんが親切で、途中の山の眺めや照葉峡の説明など、さらに奈良俣ダムにも立ち寄って見物できた。巨大なロックフィルダムだが、ニュースなどでも聞いてはいたが、水位がひどく下がっていて、渇水状態を実感することが出来た。これでは、今夏の関東は節水騒動になるなあ。

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12時40分上毛高原駅着。駅前の「天丸」は客待ち状態で、今回も名物ソバを味わえず。駅ソバで昼食。大宮までは新幹線ですぐ。3時前には早々と帰宅してしまった。

尾瀬ハイキング、毎回幹事役のDさん、いつもありがとうございます。さすがに今回で打ち上げとしたいご意向だったようですが、歩けるうちはもう少し続けられるとありがたいです。

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2016年2月 8日 (月)

山126:ロープウェイで秩父の宝登山へ

もうひとつの山の会で、2月7日は秩父の宝登山(ほどさん)日帰りハイキングを準備していたのだが、先日の腰痛発症で、リーダーを交代してもらった。なんとか旧状には復したのだが、山道の途中で再発すれば、迷惑をかけることになるので、今回は登り口で皆さんを見送ってから、先回りしてロープウェイで登り、宝登山頂上で再合流する、ということにした。

秩父鉄道野上駅で10時集合、ちょっと遅れた方もいたが、予定通り12名が参加。前夜の雪が残っているが、空は快晴に晴れ上がり、風も少なく、ハイキング日和である。

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酔仙は、登り口の萬福寺まで見送ってから、引き返して一駅先の長瀞駅へ向かう。足腰の調子は良さそうなので、山に近い道を拾いながら歩いてゆく。

桑畑があちこちにある。地元のおじいさんに話しかけたところ、今はお蚕もやっていないので、桑畑も放ってあるが、桑の病気が広がって困るので切ってしまうところも多いのだと。

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途中には、秩父七福神めぐりの福禄寿・総持寺がある。参拝客の姿は見えないが、門の脇の町指定文化財「多行松」の枝ぶりがきれいだ。

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秩父4番札所金昌寺の子育て観音に良く似た石仏など、道々、心惹かれる石仏も多い。

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路傍に、「猫地蔵」と、気になる札があるが、台座だったとおぼしい岩があるだけで、背後の家も廃屋になっているようだ。猫顔のお地蔵さんか、猫助けのお地蔵さんか?

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宝登山神社の手前に、旧新井家住宅という古民家が保存公開されている。以前に来た時には時間切れで見られなかったので、今回はゆっくり見学させてもらった。築推定270年で、現存で板葺の屋根は珍しいと。内部の大黒柱や梁の黒々とした太さが時代を感じさせる。

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神社横のロープウェイ駅から山上へは一息で登ってしまう。ちょうど1時に、497.1米の宝登山頂上で、うまく皆さんと合流、集合写真を撮る。

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まずは奥宮にお参りを済ませる。

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ロウバイ園へ移動して、昼食となる。日当たりも良く、周りはロウバイと梅の花が見頃。

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足元には薄雪の荒川と秩父市街、その向こうには武甲山が眺められる。

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酔仙は、今回は赤ワインにハチミツを加え、シナモン、八角、バジルで香りづけし、ガスコンロで熱燗にした、「グリューワイン」(のようなもの)を用意した。ついでに、紹興酒にザラメ糖と八角を加えた燗酒も作ってみた。幸いどちらも好評で、1リットルと0.5リットルが空になった。次回から冬の定番メニューになりそうだ。

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ロープウェイの下りは行列待ち。広場では、地元の秩父囃子のグループが、景気よくトントコ々々と演奏している。

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麓の宝登山神社の本殿にお参りしてご朱印もいただき、長瀞駅まで下ればもう4時前で、みなさん帰途につく。

酔仙とTさんのオジサン二人は、下山後はやはり温泉と、駅近くの長瀞グリーンホテルに足を伸ばしてゆっくりお風呂と湯上がりビールを楽しんでから、やっと帰途についた。

もうしばらく、ゆっくりと山を楽しみたいので、皆さんよろしく。

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