雑953:陸自大宮駐屯地の視察研修
今日は民生委員の定例会で、バスで1時間余り、 陸上自衛隊の大宮駐屯地へ視察研修。最初はバスで30分の古河駐屯地を希望したのだが、(茨城)県民優先とのことで大宮になったのだと。
晴れ、気温は30度越えだが風があるので助かる。到着すると、さすがに構内は広いが、飾りっ気は無くて、行き交うのは迷彩服の兵隊さんばかり。
講堂で主に災害派遣時の話しなどの講話。現地での体験談などけっこう面白く聴いたが、時間切れで、装備品などの実体験は割愛されて、忙しく帰途についた。車窓からわずかに装甲車の姿を目にしただけ。大砲や戦車の好きなオトコノコには物足りなかったかな。
「自衛隊も人手不足なので隊員募集にご協力よろしく」と、パンフレットなどを広報官から頂く。
明後日26日(日)には駐屯地創立65周年記念行事で、一般公開や体験試乗、パレードなどもありますと。
老子曰く「兵は不祥の器にして、君子の器にあらず」と。軍隊は必要悪だが、強兵は亡国の始まりと言える。第2次世界大戦・大東亜戦争の悪夢がプーチンによって再現されるとは思いもよらなかった。
今日の朝日新聞朝刊によれば、J民党好戦派に対抗して与党内で一定の歯止めとなっていた(他には何の役にも立っていないが)公明党で、「防衛力」強化の賛成派が13%から83%に、大逆転をしている。これはさすがにヤバイのではなかろうか。
(↓クリックして拡大)
亡国の始まりにならなければよいのだが。
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コメント
オンナノコの反応はどんなもんだったのですか。
投稿: yonex | 2022年6月25日 (土) 06時27分
さて、「装備品」で実体験できなかったので、どういう反応だったかは不明です。まあ、オジサンとオバサンとでは似たようなものかも知れませんが。
(><)\ボキャッ
投稿: 埼玉の酔仙 | 2022年6月26日 (日) 23時57分
最近のイケイケドンドンには全く心配ですね。今度ばかりは共産党を応援いたします。このような軍拡競争に火をつけたロシア、中国には腹立たしい限りです。
子供の頃、戦争経験のない、祖父と叔父は戦争の話を面白可笑しく話してくれました。その話を聞くのがオトコの子として、楽しかった。しかし、戦争に行った父は亡くなるまで一切戦争の話はしてくれませんでした。終戦後しばらくして外地から帰国した父は裏山から隠れるように、戻ってきたそうです。祖母は毎日おかゆで介護した、と言っていました。おそらく喪失状態の日々だったと思います。戦争のことは一切口にしないが、命をかけて国を守ってきた父は立派だと心の底で尊敬しています。戦争を面白がる叔父や祖父は軽すぎます。
戦争はいかなりことがあっても避けねばなりません。もっとも私は鶫真衣の歌にうっとり聞きいる腰抜けですが。
投稿: 昭和男子 | 2022年6月29日 (水) 16時19分
前の大東亜戦争も、今度のウクライナ侵攻も、「このままでは敵に追い詰められて国が(自分たちの権力が)滅ぼされる」という被害妄想と、「今なら勝てそうだ」というバイアス心理とが重なった所から発火しました。
自国の兵は弱い、と知れば、何とか非戦・避戦の方策を必死で考えます。兵力強化できたぞ、と思えば、ヨーシやってやろうじゃないか、となってしまいます。
せめて米軍基地を排除して、専守防衛に徹底すればまだしもですが、米帝の盾になってしまった今のこの国で軍事費倍増なんてやれば、亡国は避けがたいです。米欧から武器・戦費をつぎ込んで、死ぬのはウクライナとロシアの人間だけ。台湾や日本は第2のウクライナになるかもしれません。
投稿: 埼玉の酔仙 | 2022年6月29日 (水) 17時03分