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2019年9月22日 (日)

印207:薤露印

今日の教室で、「薤露」印一顆の補刀をいただいて仕上げる。50X50ミリなので、少し大きめ。太枠に細字でくっきりと彫ってみた。

20190922__img_2183

印章というのは、通常、吉祥句の"万壽延年"とか、故事成語の"愚公移山"とかを彫るものだが、これはちょっとへそ曲がりで、お葬式の歌。(>_<)\バキャッ

20190922__001

"薤上露何易晞‥‥‥(ニラの上の露、何ぞかわきやすし)"。「薤(ニラ)」の元の字が「韮」「韭」。漢代の王侯貴人のお葬式の時に挽歌として歌われたという。士大夫や平民の場合は、"蒿里誰家土‥‥‥(蒿里の山の奥津城は誰の居るところなのか)"となる。曹操の「蒿里歌」や、漱石の短編小説「薤露行」などもある。興味のある方はクリックしてどうぞ。

薤露歌と蒿里曲とで、三点セットの印を仕上げたいと進行中なので、出来上がったらまた掲載しますからよろしく。

 

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コメント

難しいけれど、さりとて掘り下げていく気力も
ありませんが、色々と勉強させてもろうとり
ます。

投稿: yonex | 2019年9月23日 (月) 09時40分

漱石の薤露行は、昔々読んだはずですが
ネットの青空文庫で読み直してみました。
今の読者から見れば、この短編小説はけっこう
アーサー王と円卓の騎士についての予備知識や
漢字漢文の基礎も要求されます。
ある程度のインテリ層を読者に想定していた
のでしょうね。


投稿: 埼玉の酔仙 | 2019年9月23日 (月) 10時41分

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