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2016年4月29日 (金)

巡063:おへんろ拾遺

例によって、書き漏れた路上ネタなどを拾ってみた。

4月5日。宿毛の一つ手前の東宿毛駅。前回泊まった米谷旅館の前に、早稲田大学ゆかりの小野梓記念公園があったが、駅の名前にも早稲田・梓駅の愛称が付けられていた。

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4月6日。松尾峠を下って一本松の町で、道のわきに石碑を見かけた。卒塔婆の板に、『為 まんのやお長霊位二百回忌追善』とあるので、地元ではそれなりのいわれがあるのだろうが、ググってみても不詳。

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4月7日。四国を廻る間に、廃屋となった家をけっこう見かける。いただいた地元中学生作成の柏坂越え地図にも、「空き家Ⅰ、空き家Ⅱ」などと表示されている。

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4月8日。宇和島の馬目木大師の近くに、佐伯橋という小さな橋がある。禁止令が出る直前、明治4年の最後の『無礼打ち』の現場であると。

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4月9日。宇和島城の天守そばのトイレに入った。仮設トイレのような外観だが、中は「バイオラックス」という、オガクズをかきまぜながら大小便を分解する設備だという。

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4月10日。明石寺の山門で。札所のお寺は比較的潤っているかとは思うが、それでも寺を維持するには、営業努力も必須。巡拝ツアーの募集に、永代供養塔は宗旨宗派を問わず、と。

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4月11日。内子の町を歩いていると、いろいろな説明板、解説板がある。これは、「内子の三もぐり」についての内子町教育委員会の説明板。潜水艦乗り、飛行機乗りに金鉱技師か。

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4月12日。鴇田峠への道に、お遍路通行止め、の看板。向こうから来たお遍路のオジサンが、「逆打ちで来たが、問題なく通れます。撤去するよう役所に電話したが埒が明かない。」と、自分で、看板の上に、『通れます』と書き加えていた。

NHKの報道は公式発表通りに、と言った、籾井某に似たような根性の役人が、ここかしこにはびこりすぎているなあ。

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4月13日。大寶寺から河合に下りて、一軒だけ遍路宿の看板を残している家。「蜂印香竄葡萄酒(ハチジルシコーザンワイン)」の古いホーローの広告看板がかかっていた。

帰ってからググってみたら、かの神谷バーの創業者神谷傳兵衛が明治14年に売り出したものだという。へぇ~。

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4月14日。三坂峠の手前の道路脇に砕石工場があって、そのダンプ出入り口の表示板に何か違和感が。入り口から敷地内に向かって、左←右へと書いたのだろうが、"THANK YOU"まではやりすぎ。(笑  反対側は普通に書かれていた。

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4月15日。49番浄土寺のすぐ先、日尾八幡神社。この地方の神社では、入り口に二本の石柱の門を構えて、各二文字づつの四文字熟語を彫るものが多い。これは、「鳥舞魚躍」。他にも、「高山景行」、「徳馨岩蘭」等々、書く人は頭を捻ったんだろうなあ。

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4月16日。一草庵の手前の護国神社。石鳥居の裏側の銘は。

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帰ってからググったら、これは今の富国生命の前身の保険会社。「徴兵保険」というのは、息子を兵隊にとられる補償、というのではなく、徴兵検査で甲種合格したら保険金を受け取って、それを学資に下士官として勉学し、出世をはかるのだという。酔仙は寡聞にして知らなかったなぁ。日本でまた復活するのかしらねぇ。

4月17日。観音寺駅からすこし行ったあたりで、海上に小さな島と、橋、鳥居、神社が見えたが、すぐに通り過ぎてしまった。景色の良さそうな所なので、次々回にでも歩きの途中で立ち寄れたらうれしい。

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5/17 追記。グーグルの地図でたどってみたらすぐ見つかった。津嶋神社というが、へんろ道からは少し離れているようだ。しかも、この橋や、JR津島ノ宮駅は、年に2日間、夏季大祭の時だけしか開かれない、とのことである。yoneさん好みのお祭りだろうなあ。

さて、これで今回の歩きお遍路の記事掲載も完了。またこれからもよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。

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コメント

韓国人が公共のものにシールを貼って問題となったのに、役所が出している看板にマジックで書き加えるだなんて、どういう神経をしているのでしょうか。
あの道は頻回に道が崩れ、現在、傾斜計を使って山の崩壊がさらに進んでいないかを計測している状態です。
九州で地震が頻発し、愛媛県でも震度5弱を観測しており、いつまた何時大きな地震が来るかわからない状態なのに「自分が通れたから問題ない」と言い切ってしまうのは、単に「知らぬが仏」ってやつです。
いいことをしているつもりなのでしょうが、ことが起きても責任を取るわけがありませんし、無責任極まりない行動としか思えません。

投稿: | 2016年4月29日 (金) 10時04分

嘗て同じ日程の旅をしていた人が、ブログを読んで呉れて、
「こんなにも見る観点が違うんですね。」と言っておられました。
不幸にもその方は、その後海外で事故死されましたが。

投稿: yone | 2016年4月29日 (金) 18時15分

酔仙様

随所に知性と感性を感じる報告でしたね。流石
としか言えません。
お遍路さんは、宗教的な行事ですので、できれば、宗教的、仏教的に得るところがあったのかどうか、皆さんが知りたいところでは・・・。
結願後にされるつもりであればごめんなさい。
   水無月一平

投稿: 水無月一平 | 2016年4月29日 (金) 22時41分

>あの道は頻回に道が崩れ・・・・
地震、大雨で崩れる可能性が、といえば、
どこでもあるわけです。地元の人たちは
普通に行き来していました。
鴇田峠越えは、お遍路のコースとしては
よく利用されるので、一律通行止めとされても
ちょっと困る所です。
ご説明頂いたような経緯を記して、降雨時は
自分の判断でコース変更を、と看板に詳しい
情報を書いてもらえれば納得できるのですが。

>こんなにも見る観点が・・・・・
同じお四国回りでも、バス、タクシー、マイカー、
自転車、公共機関、歩き、それぞれにまったく
見え方が違うのだろうと思います。
同じ回り方でも、その人の興味のある所、
大きく言えば人生経験からも、見え方が違って
きます。他の人にはどう見えているのだろうか?
と考えてみるにもいい機会ですね。

>宗教的な行事ですので・・・・
と言われても、困ったなぁ。

最初思い立った時に、先達の方に訊ねました。
「あまり宗教的な動機では無いけれど、いいんですか?」
「いいんですよ、お遍路は三コウです。
一に観光、二に健康、三、四が無くて五に信仰。
歩いているうちに何か見えてくれば、
ありがたいものです。」

例えば、お接待をいただいて、すなおに掌で
受け取れるのを実感した時など。
ただし、先に掌を出してはいけません。(>_<)\バキャッ


投稿: 埼玉の酔仙 | 2016年4月30日 (土) 11時14分

早速のお便り有難うございました。雲辺寺は、天候のため1日のばしましたが、上はガスで気温は10度、また、71番の530段は、ガイドブックにでてなく一気に上がるには、伏兵でした。カーナビに頼りすぎるのも限界があることがよくわかりました。いずれにしても無事に結願できることを心より祈念しています。

投稿: 金沢支部f | 2016年5月17日 (火) 16時09分

カキコミありがとうございます。
やはり雲辺寺は大変そうです。71番の石段も
要注意ですね。

酔仙は5年前にやっとカーナビを買ったのですが
以来、ちょっとした遠出には欠かせません。
助手席に座る、地図の読めない、ナビのできない
〇〇サンとのバトルは、これのおかげでやっと
解消しました。(笑
何度走っても道を覚えられない、というのは
副作用ではありますが。

88-53=残り35番か。ここまできたら、後は
じっくり詰めていきます。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2016年5月17日 (火) 20時05分

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