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2014年9月23日 (火)

巡030:29番国分寺、30番善楽寺、高知観光

9月14日(日)。ビジネスホテルは朝食が7時と遅いので、6時半にホテルを発って、近くのコンビニおむすびで朝食。街中の「文佳人」「松翁」の造り酒屋の前を抜け、JR土讃線に並行する195号線を西南へまっすぐ進む。このあたりの土讃線は、単線で土盛りも少なく、かわいい線路と駅である。

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野田の踏切でガイドブックの遍路道コースに戻り、道しるべが見えてくる。秋の花も盛りだ。

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国分川にかかる国分橋のたもと。地蔵の渡しの名のもとになった地蔵堂が、今も土手の上に鎮座している。すぐ先に、白い土塀とこんもりした森が見えるのが、29番国分寺である。8時半到着。

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土佐の国の国分寺だけに、風格と趣きが感じられ、境内の杉の木陰も涼しい風が吹く。

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萩の白花もちょうど見頃だった。

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国分寺を出て、川、田畑、丘の合間の道を辿る。遍路小屋第5号蒲原、近くの会社や近所の方々の力で維持されているのがありがたい。

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11時、逢坂峠をこえて高知市に入る。緩く車道を下って行って右手に、30番善楽寺。というよりも、土佐一ノ宮神社(しなの様)の神門。

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門から低い石垣に挟まれた長い参道の先に鳥居。その右手に寺の入り口。神社の添えもののような感じで、山門も無い。

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善楽寺を参拝してから、あらためて土佐一ノ宮神社に参拝する。参拝客は多くは無いが、一ノ宮だけに境内は広く、拝殿本殿も立派である。神社の御朱印をいただいたついでに、新しい休憩所の中で昼食。本殿背後の社叢林を一巡すると、大杉の神木や「礫石」なども。

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土佐神社を出て南下していく。今日は早めに高知市内に入って、少し市内観光もする予定。だだっ広い44号線沿いに国分川を越え、舟入川の橋詰めで高知市電 土電(土佐電鉄)が交叉している。2時前、県立美術館通電停で今日の歩きを終える。市電というものに乗るのは、ン十年ぶりか。昔の京都の市電を懐かしく思い出す。

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高知市の市電 土電は、たっぷりの道幅に、市電 土電専用敷が確保されているので乗り心地、使い勝手がすごく良い。改めて市電ファンとなり、1日乗車券¥500を買った。

市中心部のはりまや橋電停を越えて、サンライズホテルに4時20分着。ちょっと古くて小ぶりだが、接客もしっかりした町のホテルである。

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荷物を部屋に置いて空身で、高知城へ向かう。こういう地方都市は、都会の割に要所々々が近間に集まっているので便利である。

予備知識が無かったので、米帝の空襲で焼けて再建されたコンクリートのお城かと思っていたがさにあらず。街は空襲で焼き払われたが、城は無傷で、天守閣、本丸御殿や周辺の門、櫓もすべて昔のままであり、戦前から残る城、国内12指のひとつだという。

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天守閣には地下蔵などがなく、小ぶりの本丸御殿が天守閣に密接して連絡しているのが珍しい。御殿の座敷には山内容堂候の書(複製)の掛軸が。天守閣の急な階段を最上層まで登って、街の眺めを見渡す。

(↓クリックしてパノラマ写真)

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城の石垣、階段もなかなかけっこうな造りである。

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町の繁華街は帯屋町と追手筋。奥の方の「ひろめ市場」は、大屋根の下にたくさんの飲食店などがはいっている。若い人も多くて、自由にテーブルに座ってにぎやかに飲み食いしている。酔仙もグループだったらぜひ座りたいが、一人旅なのでちょっと入りずらい。

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高知駅あたりを歩いてから、帯屋町に戻って「土佐の国二十四万石」というお店で、かつおたたき定食と司牡丹の夕食。お通しはイタドリの煮物。

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半日だけだが、高知の町を楽しんで、ホテルに戻って就寝。

2015/7/8 追記

大学のゼミの同期生のN君から教えていただいたが、高知市内を走っている路面電車は、「市電」ではなく、「土電(土佐電鉄)」が正しいので、おわびして訂正します。

詳しくは、「土佐電気鉄道株式会社」だったが、2014年10月からは「とさでん交通株式会社」に統合されたそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E4%BD%90%E9%9B%BB%E6%B0%97%E9%89%84%E9%81%93

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コメント

ブログ「龍馬街道」には、土佐一ノ宮
土佐神社(しなね様) 〒784-8131高知市
しなね2丁目16-1、とあるので、「しな
ね様」なんでしょうが、何の意味かと問わ
れれば、おら知らねー?

2009年4月、「どろめ祭り」を観に行っ
た時には、前日高知市に一泊して、「ウツ
ボ料理」で酒を飲みました。
ウツボのフルコースでしたが、その外観に
似合わず、期待通りなかなかいい味でした。

その時に酒は「司牡丹」だったように記憶
しますが、別の日に佐川町「司牡丹酒造」
を訪ねた時には、数本買い込んだように
思います。


投稿: yone | 2014年9月24日 (水) 09時48分

しなね(志那祢)様というのは、地元の人が
土佐神社の別称としているもので、語源は
風の神の志那都比古だとか、諸説わかれる
ようです・・・・・と書いてありました。

そういえば、信濃の国も「しな」のつく地名が
やたら多いのですが、語源の定説はありません。
なにか、隠された古代史の中に通底するもの
なのかもしれません。

帰り道で高知にもう一泊した時は、お店の
大水槽でウツボが何匹も泳いでました。
もっとも、鯨鍋にしたので、ウツボ料理は
たべられませんでした。ウツボも怖いが
それを食う人間が、やはり最も怖いです。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2014年9月24日 (水) 12時11分

そういえば、最近のヘンロ小屋にはスマホや携帯の充電用のコンセント完備
なんてところも増えてますね。これも時代の流れなんでしょうが。

とりあえず、第2回の歩き遍路、お疲れ様でした。
酔仙さんらしく、いろんなところに目が行って、楽しんで歩いている様子がよくわかります。

投稿: vagabond-k | 2014年9月25日 (木) 16時57分

ケータイは充電できなければただの重しです。
酔仙のデジカメは、山や遍路先ですぐに補充
できるように、単3電池使用のものです。

今回は12日間で1500枚余りの写真を
撮りました。フィルムカメラ時代には考えられ
なかったことですが、その分、一枚づつの
写真は、雑に雑に流れてしまっています。
便利は危険、安全は不便、金言ですね。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2014年9月25日 (木) 17時27分

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