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2014年3月30日 (日)

巡014:2番極楽寺から7番十楽寺まで

3月21日(金)。朝は、6時起床、6時半朝食、7時出発。遍路中はおおよそこのペース。今日のコースは平地で比較的短いので、番数が稼げる。

梅林を抜けて、近くの鳴門市ドイツ館、賀川豊彦記念館は早朝で開いていないので、表の写真だけを撮る。

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8時に2番札所極楽寺に到着。

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手水舎がなぜか、大阪の講中奉納の中国様式。

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脇道をたどって横から、3番金泉寺(こんせんじ)に入ると花陰に多宝塔。

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境内の椿の花も見ごろである。

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寺と寺の間には、古そうな神社も多い。いずれも楠の巨樹が繁る。これは式内岡上神社で、「岡の宮の大クス」、推定樹齢700年。

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途中に、大わらじの掛けられた赤澤信濃守の祠のある愛染院。腰から下の病すべてに御利益ありとか。

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今日の天気は一応晴れなのだが、ちょっと不安定な雲行きで、小雨や小粒のアラレに降られたりする。広い車道に出て、突き当りが4番大日寺(だいにちじ)。

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少し道を戻って、5番地蔵寺(じぞうじ)まで南にゆるく下ってゆく。手前にある五百羅漢堂に立ち寄ってみる。三つのお堂をつなぐコの字型の歩廊に羅漢様が居並ぶ。地蔵寺と地続きで、拝観料200円なのだが、他には参拝客も見当たらない。

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昼食は、宿のおむすびと、門前で買った草餅とを、地蔵寺の納経所で一休みしながらいただく。境内には銀杏の大樹。

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途中の宝蔵寺という寺だったかで、ちょっと話をしたおばさんが、お接待をあげましょう、という。ところが、手元に硬貨が無かったらしく、ちょっと迷って千円札をくださった。こちらもちょっと迷ったが、恐縮しながらありがたくいただいて、納め札をお返しした。(^_^;)

田舎の町並みなどを見ながら、5キロほどを歩く。路傍の祠で石仏と猫がならんでいたりする。

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6番安楽寺(あんらくじ)へ。多宝塔がきれいである。

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今日最後は7番十楽寺(じゅうらくじ)。楼門上の愛染明王にも参拝。

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一日、里山の麓や板野の街の中を歩いてみると、住む人のある家は塀庭などにも手間暇をかけているが、住む人がいなくなって崩れかかっている家も多いようだ。

寺を出るとすぐ今日の宿「民宿天然温泉・いしだ」。思ったより小ぢんまりしていて、おばあさん一人で切り盛りしている。同宿の遍路ベテランのおじさんおばさんと三人で、酒を飲みながら話が弾む。

ベテランの遍路は何日か先まで宿の予約をしているというが、こちらは不慣れなので、朝の体調や脚の様子を見ながらその日の宿をケータイで捜すこととなる。

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コメント

>同宿の遍路ベテランのおじさんおばさんと三人で、酒を飲みながら話が弾む

こういうのがいいんですよねぇ。
最近はビジネスホテル泊まりが多く、民宿に泊まっても素泊まりにしてるので
こういった楽しみがなくなりつつあります。

投稿: vagabond-k | 2014年3月30日 (日) 20時37分

宿での話題は、お寺やコースの話が3割、
泊まった宿の飯、評判などが7割でしょうか。
民宿などの小さな宿は、だいたい歩き遍路の宿
のようで、こういうやりとりが旅の楽しみでも
あります。

野宿道具をどっさり背負って、という方にも
出会いましたが、ちょっとまねはしたくない、というかできないですね。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2014年3月30日 (日) 21時09分

「ドイツ館」は「阿波紀行」の時に尋ね
ましたが、全国を回っていると、色んな所
に色んな国の捕虜が収容されていた事が
分かります。

施設の提供だけではなく、賽銭による
「お接待」という文化が、未だに残って
いたのは意外でした。

♪♪不携帯時代が夢なんて あとからほのぼの思うもの 不携帯時代の真中は 道に迷っているばかり♪♪


投稿: yone | 2014年3月31日 (月) 14時58分

秩父札所を廻っていた時にも、ミカンを
いただいたりしましたが、徳島ではいまも
色濃く残っていて、お接待を頂いた時には
ありがたくいただいて、札所用の納め札を
一枚、お礼に差し上げます。

地域の方々のご提供で、ありがたい休憩所が
あちこちにあります。また、子供たちも
”こんにちは”と声をかけてくれます。
遍路乞食や野宿無頼などで荒らされることが
ないように、これからも暖かいご接待が続き
ますように願っています。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2014年3月31日 (月) 20時26分

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