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2012年12月 5日 (水)

遊181:3度目の秩父夜祭

秩父の夜祭りは毎年12月3日である。3度目になるが、今年はクラブツーリズムのバスパックを予約しておいた。久喜11:20発、翌朝5時頃帰着、バス便以外は桟敷もお弁当もガイドもなく、完全な自由行動で、¥7,980。交代のドライバーもついて、まずリーゾナブルなお値段だろう。

天気が崩れそうで、ほぼ冬季低山なみの重装備で出かけたが、日ごろの行いが良かったか、雨雲に時たま小雨がぱらりとする程度で、なんとか持ちこたえてくれた。風もほぼ無くて、比較的おだやかな祭り日和を満喫できて良かった。

途中、花園でおそばの昼食。予定の3時少し前に、SCユニクス裏の臨時駐車場に到着。太平洋セメント工場跡地の広大な更地が、すでに半分近く車で埋まっていた。そこから、取りあえず秩父神社に参拝。境内は人の波。

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屋台での秩父歌舞伎はもう終わっているので、残念ながら今回も観られなかった。境内の舞殿では、八岐大蛇のお神楽の最中。境内や近くの町内に置かれた笠鉾や屋台では秩父囃がにぎやかである。

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神社の鳥居の前に続く番場通りは、狭い通りにぎっしりと、祭りの露店に人の流れ。

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夜の巡行路になる本町通りも、広い道の両側をそれぞれ露店が埋め尽くす。飾られた御神輿や屋台、町内の会所、秩父囃の舞台などものぞきながらお祭りの街の風に流されて漂う。そろそろ夕暮れが近づいた。達磨と天狗の見送り幕は本町の屋台。

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今年は、秩父神社から出てきた山車が転回する本町通りの交差点、ふるさと館の前のあたりに早めに場所を確保する。幸い、今年はひどく混みあうこともなく(まあ、比較の問題ではあるが)、余裕をもって観覧できる。順次、3台ばかりが各町内から、神社境内へと、囃子、掛け声とともに目の前を通過していき、だんだん夜祭りの気分が盛り上がってくる。

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6時半ごろ秩父神社から、まず、榊を飾った櫃を先頭に神幸の行列がスタートして御旅所へと向かう。秩父の町や村の名入りの高提灯や供物の行列、鞍に御幣を立てた2頭の神馬などが続く。

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ついで、6台の山車が順次境内を出てくる。それぞれに特徴があって、華麗なデザインが夜目にも鮮やかである。目の前で交差点に入って一旦停止し、大きな梃などで山車を持ち上げ傾かせてから、ろくろを差し込んで90度回転させる。それから本町通りへと巡行してゆく。

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ここは良い位置なので、居ながらにして6台の山車が目の前をきらびやかに転回し、通り過ぎていくのを観ることができる。その代り、せっかく上がり始めた花火は建物に隠されて音を聞くばかりである。

ご参考までに山車の概略を記しておこう。今年の最後の本町屋台の皆さんは、出発待ちの間にかなり出来上がっている雰囲気だったな。(笑

1.中近(なかちか)笠鉾。黒漆に金具、千鳥破風

2.下郷(したごう)笠鉾。白木に金具、20t最重量級

3.宮地(みやぢ)屋台。水引に鶴、見送り幕に猩々

4.上町(かみまち)屋台。唐獅子牡丹に鯉の滝登り

5.中町(なかまち)屋台。鬼板に天岩戸、蛸に鯛

6.本町(もとまち)屋台。金箔に極彩、見送り幕は達磨や天狗の宝船

最後を見送ると道路の通行も解除されるので、後を追い越して、13番慈眼寺前の角の辻まで進んで、辻での転回などをじっくりと観る。巡行の花形、山車の正面に立つ(というか、縛り付けられている)囃子手も、ここ一番とがんばっている。

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10余トンの山車を持ち上げるために、お兄さんたちが2,30人ばかりも大きな梃子に取りついて押さえ込む。

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この先はすぐに団子坂。そちらは通行を封鎖されているので、外側の道を回って、団子坂の手前の秩父鉄道の踏切そばまで近づく。山車は勢いをつけて踏切を渡る。さらに団子坂を引き上げて御旅所で引き廻すのが最後の見せ場なのだが、そこは残念ながら観られない。

踏切を最後の本町屋台が通過した後、切断しておいた列車の架線を、保線の人がすぐに復旧させるのだが、見ているうちに3本の竹梯子を架けて、きびきびちゃちゃっと片づけてしまう。思わずパチパチと拍手してしまった。

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11時の集合時間を気にしながら御旅所へ向かう。途中の坂で、今夜最後の花火を、初めてしっかり眺めることができた。

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御旅所は、ぐるりと有料桟敷に囲まれていて、それ以外の観客はまったく立ち入れない(祭りの沙汰も金次第か)。柵の外から遠見に眺めながら、10時半の柵の解除を待つ。6台がすべて並び終わって、やっと解除。急いで写真を撮ったら、すぐに駐車場へと向かう。

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11時ちょっと前にバスに帰り着いたが、他の客は時間が読めないので早めに帰っていて、酔仙が最後の一人のようだった。(笑

帰りは、途中の嵐山SAで時間調整しながら仮眠。しかしバスのシートでは、さすがの酔仙も半分ほどウトウトできるだけ。やっと、予定どおり翌朝5時ごろ久喜駅前に到着して下車。始発列車を小一時間待って、6時半前には帰宅できた。まあ、ともあれ雨にも降られず、予定通りお祭りを堪能できたので満足々々。

ぜいたくを言えば、マイカーで昼前に着いて、屋台歌舞伎を観て、露店と巡行を楽しんで、御旅所の有料桟敷で引き廻しを観て、山車の町内への戻りに未明までつきあい、宿で一眠りしてから、温泉に入ってゆっくり帰ってくる、というのが最高だろうなあ。貧富いずれにせよ、遊ぶためにも体力が必須ではある。

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コメント

3回目の秩父、ご苦労様でした。
価値あるス鑑賞スポットを完全に観終わる
のは何時になるんでしょうね。

しかし天気に恵まれて、良かった。

投稿: yone | 2012年12月14日 (金) 12時42分

この時期としては穏やかな天気だったので
助かりました。あとは、団子坂をあがった
御旅所での引き回しを見ていないのですが
有料桟敷でなければ観られないので、最後は
祭の沙汰も金次第、ということですね。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2012年12月14日 (金) 13時27分

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