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2012年7月 2日 (月)

山085:梅雨の晴れ間の妙義山は登ったり下りたり

6月30日~7月1日と一泊二日、もう一つの山の会で、群馬の奇岩怪石で有名な妙義山への山行。梅雨の時季だが、リーダーの酒仙さんが、「私の誕生日だから必ず晴れる。」といった通り、まずまずの山行日和となった。

朝は4時起き。眠い目で大宮で高崎線に乗り込んだら、目の前に同行のOさんが座っていてびっくり。高崎駅で、千葉・東京方面からのメンバーと合流して10人に。

今回のコースは、以前に町内の山の会で歩いたのだが、かなり記憶が薄れかけている。松井田駅で降りて、妙義神社前まではタクシーで近い。11人目のTさんは車で来て、妙義神社前で合流。参拝は後にして、取りあえず御朱印だけ頂いてから、歩き始める。

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”中間道”のコースは、連なる岩峰の裾に沿った巻き道なのだが、けっこう登ったり下ったりが激しい。前回はあまり憶えていないから、それだけ脚が弱っているのだろう。まずは大黒の滝で一休み。

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第二見晴らし台からは、正面に金鶏山と麓の景色を一望。ただし足元は絶壁なので慎重に
。(↓クリックして拡大)

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コースの中間の目印は、”本読みの僧”。石仏ではなく、自然の岩の形を見立てたものらしい。

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途中のあずまやで休憩した後は、ジグザグの登り道から岩尾根の鉄梯子が続いて、今日一番の急登。梯子の両側とも絶壁。

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垂直にそびえる岸壁の下を潜る道。

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コースの最後の石門広場に近づく。その前に”大砲岩”と”天狗のひょうてい”。鎖場と岩峰の切っ先の天狗のひょうていに取りついたのは、(比較的)若手の二人と酔仙。大砲岩はすぐ先なのだが、鎖も何もないところなのでパス。前回もここまでは登れたので。まあ、まだ大丈夫かな。

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それにしても、絶景というか、怖いというか。あまり足元を見ないほうがいい。

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1時前に第四石門を見上げる石門広場に到着。さっそく休憩所で昼食。冷凍缶ビールがほどよく融けていた。それにしても、よくまあ天然にこんな奇怪な地形ができたものだ。

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第三石門は、ミニミニサイズで、ちょっと期待外れ。第二石門は、”つるべさがり”、”たてばり”、”かにのよこばい”と鎖場が続き、なかなか苦労する。

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最後の第一石門は、最大の石のアーチで、写真には納まりきらない。その大きさに圧倒される。

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第一石門の下をくぐって、今日の山行コースは終了。車道に出て少し歩くと、中之嶽神社に着く。鳥居の向こうに、前回の記憶にはない、黄金色の大黒様がにょっきりとそびえていてビックリ。高さ20m、8.5トン、平成17年の奉納というから、前回平成16年の時にはなかったわけだ。

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本社は急な石段を登りきったところ、巨岩を御神体として、拝殿が岩にめりこんでいるのは、榛名神社とまったく同じ。

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中之嶽神社と甲子大黒天とをあわせて一社です、との説明だったが、どう考えても、巨岩の御神体のほうが格段に古くて、大黒様は後から入ったのだろう。

さて、妙義神社まではタクシーで麓の車道を引き返す。車のTさんは、明日葬儀があるからと、その足で山形へ向かったが、今日の泊りの裏妙義国民宿舎から迎えのバスが来るまでの間に、神社に参拝する。本殿は平成19年の台風被害で立ち入り禁止になっていたが、仮本殿の波己曽(はこそ)社も、華麗な色彩の造りである。

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社務所兼宝物殿にもあがって説明を聞く。昔は輪王寺宮の夏の別邸を兼ねていたとかで、高い石垣の上から遠景を一望できるぜいたくな造りである。ただ、廃仏毀釈などを経て、宝物はかなり散逸したようだ。円空の不動明王像は、当時は価値が少なかったので残ったのだろうか。

4時前に迎えのバスが来て、裏妙義国民宿舎へ。途中、妙義湖のダム湖を見て、かなりの山の中である。ゆっくり風呂を浴びて夕食。夜は、部屋で飲み直しながらあれこれのよもやま話。

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さて、翌朝は、少し残った昨晩の酒を朝風呂で流して朝食。バスで出発するころから、ぱらぱらと雨模様になって、降ったり止んだり。横川の駅まで送ってもらって、”碓氷峠鉄道文化むら”を見学。旧国鉄横川駅の修理庫などを利用して、車両などを展示している。間近で見ると機関車は大きなものだ。

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11時過ぎの帰りの列車の時間に、ちょうどSL運行イベントの車両が入線してきたので久しぶりに蒸気機関車の煙の臭いをかいだ。ただし、SLが急な線路を上がりきれなくて、車輪が空転したとかで、10分ばかりダイヤ遅延のおまけがついたが。

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信越線高崎線と乗り継いで、みんなと別れる。大宮駅で駅そばを食べて買い物しても、ゆっくり4時ごろには帰宅してしまった。

酒仙幹事さん、今回もお世話になりました。ゆっくりとでも、まだまだ山を歩きましょう。

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コメント

まだまだお元気そうで、何よりです。
高さ20mの大黒さんを、狭そうな所に
好く運びこんだもんですな。

投稿: yone | 2012年7月 3日 (火) 08時25分

歩くのはキライではないが、up-downはどうもなぁ・・の私ですが、
こうして次々と面白げな風景を見せてもらうと、山歩きの魅力が
ちょっとわかるような気が。。
種類を多く取り揃えたディナーもおいしそうです。

投稿: ぷうぷう | 2012年7月 3日 (火) 08時25分

君子危うきに近寄らずの精神で岩場はパスさせていただきましたが、妙義山の売りはこの岩場でしたね。
あっけなくゴールに来てしまったようで征服感が生まれて来なかった。
やはり目玉になるものには挑戦してみるものですなあ!
弱気は損気ですね。
とはいえ、50mも続く鉄階段はスリルがあったね!
SLが見られたのはおまけでした。
早く帰宅出来たのはよかったですね。

投稿: 川崎の酒仙 | 2012年7月 3日 (火) 11時11分

>高さ20mの大黒さんを・・・・
青銅とも、RC(鉄筋コンクリート)とも
書いていないし、重さから推測するに、
近ごろはやりのFRP(繊維強化プラスチック。
つまり、浴槽や漁船に使われているアレです)
ではないかと。
ここの神社は、御神体は堅物の岩ですが
一方が大黒さんなだけに、なかなか商売繁盛
のようです。

>種類を多く取り揃えたディナーも・・・・
こういっては罰当たりなんですが、近ごろ
どこの旅館、宿舎でも、日本国中、海辺でも
山の中でも、大体同じような御膳料理が多い
のです。
中華街では各店が競いあって、特色ある料理を
工夫していますので、それを見習ってほしい
なあ、と思います。でないと、みんな海外旅行
へ行っちゃいますよ。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2012年7月 3日 (火) 11時21分

>あっけなくゴールに来てしまったようで・・・
天狗のひょうていは、けっこうスリルが
あります。まあ、無理しないのが正解です。
雨にも降られず、妙義山の眺望を楽しめた
ので、いい山行でした。
7月の尾瀬も天気と花に恵まれることを
願っています。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2012年7月 3日 (火) 11時40分

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