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2010年8月12日 (木)

山053:中高年登山について

今朝の朝日新聞に、遭難救助費用についての意見記事が載っていたのでご参考までに、↓クリックしてご覧下さい。

20100812

山岳遭難の99%は自己責任だから、救助費用を有料とせよ、というのは正論か極論かはさておき、最近の中高年登山と遭難の増加についてはとかくの議論が多い。今は単純に「事故件数」の増加が議論の前提になっているが、昔だって若者の無謀登山は多かったのだから、登山者の母数、コースの難易度、遭難の軽重を分析しないと、本当に遭難が「増加」しているかどうかはわからない。

中高年に関して言えば、(1)若い頃に登山経験があるため、現在の体力・技術を過信、(2)中高年になって登山を始めたので経験が不足、というのが問題になるだろう。年寄りの冷や水だから止めなさい、というのではなく、人生を楽しむ一部として、積極的な訓練や施設のサポートを進めて欲しい。

昨年のトムラウシ岳遭難についていえば、最大の要因は、ツアー業界の過当競争が登山ガイドの焦りを生んだものだと思う。全国統一の登山ガイド組合を設立して、その安全基準にすべてのガイド、企業が従うようにしなければ同様の事故の再発は免れない。ガイドの個人責任に矮小化されたのでは、死者も浮かばれないだろう。

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コメント

遭難救助費用についてはほんとうに難しい問題ですね。個人的には「無料」でなくてもいいと思う反面「じゃぁ100万」となると・・・。

今年の夏休みは上高地でキャンプをしてきました。青空の下、穂高の稜線が見えたのはほんのわずか。3日間雨が降ったりやんだりの繰り返し。最後の夜は雷雨になりテントが流されるのでは?というくらいの豪雨。荷揚げではないと思われるヘリが何度か飛んでましたが遭難事故ではないことを祈ります。

投稿: vagabond-k | 2010年8月12日 (木) 15時21分

せっかくのキャンプが雨で残念でしたね。
でもテントもろとも梓川まで流されなくて
よかった。

交通事故だって99%は不可抗力ではないの
ですが、やはりふっと事故ることはあるし、
結局は、救助は有料、保険でカバー、と
いうのが妥当なのかな。自賠責のように
強制的に付保すればいいのですが、当面は
自発的な山岳保険加入をお勧めします。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2010年8月12日 (木) 17時33分

「また呼んでやるからな」と捨て台詞を
残して帰って行ったヤクザ者は、極端な
例としても、「民間じゃなくて、県警の
ヘリで」と指定する登山者の気持ちは
分からんでもないですが、社会制度の
勉強の前に、山に関する勉強をもっと
真摯にやって欲しいものですね。

投稿: yone | 2010年8月12日 (木) 19時58分

もしも山中で足を挫いた場合、急ぎなら
民間ヘリで100万円、6時間待てば
県警ヘリで無料です、と言われたら、
やはり考えちゃいます。(~_~;)

投稿: 埼玉の酔仙 | 2010年8月12日 (木) 21時18分

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