巡008:秩父日帰り巡礼、第33番延命山菊水寺は寒風のなか。
昨6日(土)は、第33番の延命山菊水寺へ。秩父駅前は、北向きの側に凍りついた雪が残っていて、武甲山も雪化粧。トイレ待ちをしている間に(^_^;)バスひとつ遅れたので、秩父神社にもお参りして、町を少し歩く。
前回32番からの帰りのバス停、松井田で降りて、北へ向かう。快晴だが風が寒い。時には風花も舞う。今日は一番だけ歩く予定なので、石仏、石碑や神社などに寄り道しながらゆっくり道をたどる。「田舎暮らし、古民家売り物件」などというカンバンの出ている一軒家もあった。けっこうきれいにリフォームされている。お値段は、応相談か(^_^)?
巡礼宿「ふじや」を過ぎてすぐ、延命山菊水寺の入口。「大櫻山長福寺」という石標も並んでいる。地図には、近くに「菊水寺跡」の印があるから、菊水寺が引っ越してきて同居しているのだろうか?堂内は、前半分が土間、後ろ半分が畳の高床という珍しい折衷式。壁に、孝養図と子返し図の大きな奉納額。
お堂の軒下でお昼の弁当をいただいてから、龍勢会館へ向かう。この地域は、2005年の合併で秩父市内になる前は、吉田町だった。農民ロケット龍勢と秩父困民党蜂起で有名。比較的広い田畑の平地の間に、赤平川や吉田川が深く流れている。途中の清泉寺近くには、この地で秩父事件最初の戦闘が行われ云々との「秩父事件殉難之地」の石碑もあった。
すぐに道の駅に着く。
龍勢茶屋、龍勢会館、井上伝蔵邸資料館、映画「草の乱」のロケセットなどがある。土曜日で観光客もそれなりに来ている。
ちょうど秩父駅への帰りのバス、14:31に間に合った。この後は、17:21までバスが無いのだ。(~_~;)
今日の道程は6キロぐらいか。明るいうちに、武甲正宗を飲みながら帰途につく。長瀞駅で宝登山蝋梅の帰りらしいハイキング姿の客がたくさん乗ってきた。
さていよいよ残り一番だが、もう少し寒さがゆるんでからにしたいものだ。
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コメント
武甲山が奇麗です。武甲正宗も美味しかったですね。龍勢祭りは、日程表に書き加えておきます。
投稿: yone | 2010年2月 7日 (日) 19時57分
秩父の酒といえば秩父錦と武甲正宗。秩父錦の蔵元には前に立ち寄ったので、次は武甲正宗の蔵元を訪ねたいです。秩父駅のすぐ近くです。
龍勢といえば、滋賀県の米原にもあるというのですが、酔仙の地元に近いのに、寡聞ながら知りませんでした。
投稿: 埼玉の酔仙 | 2010年2月 7日 (日) 23時04分