路059:路傍の庚申像
太平山花見山行の帰り道で、路傍の庚申像。
天邪鬼と三猿を踏まえた青面金剛像。天明4年甲辰年は1784年、天明の飢饉の頃、志賀島の金印発見の年でもあるが、像はまあ普通の造り。隣の石碑が、「支邦事変皇軍将士武運長久」・・・・か。歴史は消せないなあ。
その向かいには、「滄浪」の刻銘の水盤。珍しい銘である。
酔仙の妄断では、離騒の「滄浪の水清(す)まば以って我が纓を濯(あら)うべし」の句から採ったものではなかろうか?ご存知の方あれば、ご教示を。
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