路052:丸の内あたりは高層ビル街へと変貌中
彩華園で中華料理を食べた帰り道、丸の内あたりをちょっと歩く。「月天心貧しき町を通りけり」の句の風景では月が大きく見えるが、高層ビルがずいぶん増えた谷底から見上げる月は、すっかり小さく見える。果たして街は豊かになったのだろうか。
新丸ビルあたりのビル工事中の現場では、こんな投光機が並んでいた。布袋をふくらませたような球の中から照明しているので、明るいけれどもまぶしくない。
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彩華園で中華料理を食べた帰り道、丸の内あたりをちょっと歩く。「月天心貧しき町を通りけり」の句の風景では月が大きく見えるが、高層ビルがずいぶん増えた谷底から見上げる月は、すっかり小さく見える。果たして街は豊かになったのだろうか。
新丸ビルあたりのビル工事中の現場では、こんな投光機が並んでいた。布袋をふくらませたような球の中から照明しているので、明るいけれどもまぶしくない。
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コメント
高層ビルの狭間から観る月に何を語ればいいのだろうか?
明日は満月です。狼男がビルの谷間から出没するかもしれませんね。
投稿: お茶の水博士 | 2007年2月 1日 (木) 20時32分
ところでこの月の句の、「通りけり」の主語は月だろうか、それとも作者だろうか?どちらとも解釈可能だが、酔仙は第3の解釈。月を見上げながら歩いていると自分も月も一緒になって前へ進んでいるような錯覚を生じる。一緒になった月と作者とが街を通り抜けているのだ、という解釈はどうだろうか?余人師匠はいかがですか?
投稿: 埼玉の酔仙 | 2007年2月 1日 (木) 21時28分