正月に長浜に帰省したときの画像。北陸線の踏切にとなりあってお不動さんやお地蔵さんの小屋がある。中で一休みできるほどの大きさだ。信心の人が多いのか、いつも香華が絶えない。ちょっと立ち寄ったときに、壁に掛けられた額に気がついた。
「許可証、湖北準四国八十八ヶ所第参拾六番札所、昭和三年四月廿八日願形像建設の件許可ス、昭和三年八月六日、滋賀県知事堀田鼎」
ウ~ン、昭和三年か、よく残っているなあ。ここだけではなく、八十八ヶ所を作ったものだろうか。なお、参拾六番札所は高知県青龍寺(しょうりゅうじ)、本尊は波切不動明王。
コメント
酔仙さんの目は今年も鋭いですね!
路傍にあるちょっとした物にも関心を示す繊細さにいつも驚いています。
「不動」とは何が動かないんだろうか?
古今東西・洋を問わず人間が誕生してから
「不動」のものは?
今年もいろいろな興味深い対象物の掲載を
期待しています。
投稿: お茶の水博士 | 2007年1月 7日 (日) 09時58分