路003:女人講の碑
幸手は宿場町だったので、街中や道の傍ら在所のあちこちに、石仏や石碑がたくさん残っている。ジョイフル本田からの帰りの裏道に、女人講の碑をみつけた。かなり傷んでいるが、表に如意輪観世音の像浮彫りと文字、「女人講」。側面には「武州葛飾郡織部…」「元治元年…」と読める。元治(げんじ)は1864~1865年の二年間だけ、すぐ「慶應」に替わって、明治維新となるから、幕末のものである。
台石には、「きん、はつ、きく…」などの名前が読み取れる。
関西では、石仏といえば、お地蔵様が多いのだが、関東ではお地蔵様は少なく、街道筋では馬頭観音、青面金剛、庚申などをよく見かける。これからもぼちぼち捜してはアップします。
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