2018年6月16日 (土)

印187:希夷斎氏の亢龍有悔印

知友のT君から、酔仙刻の「亢龍有悔」 75ミリ角の大印の所望有り。送るのがついつい遅れていたが、この際だから、希夷斎氏の篆刻工房・希夷斎遊印販売場でたまたま見つけた同文の印も取り寄せて、セットで送ることとする。

23ミリ角、印匣は酔仙作。

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字画の配置と線の流れが、やはりプロである。

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酔仙の大印と並べても、小よく大を圧している。それは当たり前か。

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まあ、素人はぼちぼちといきましょうか。

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2018年5月10日 (木)

印186:「迂」印、2顆

夜中に焼酎など飲みながら、「迂」印が1顆、また1顆と彫れたのでアップ。

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甲骨文、9ミリ(3分)角。

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篆文、15X13ミリ。

白川静先生の「字統」では、細長ですっきりとした書体が特色なのだが、なかなか、その簡朴にして瀟洒な感じを印で再現するのが難しい。

「迂」は、酔仙の生前戒名「釋光迂」からの一字。人生は寄り道、回り道ばかりと、今さらながら。

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2018年4月19日 (木)

印185:筍印二顆。竹の子は春か夏か

今年の春は、知人から筍をいっぱいいただき、筍ご飯、筍煮、筍ワカメ、筍うどん、等々おいしく腹におさまり、酒もすすんだ。

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さてと、せっかくなので、筍の印を二顆彫ってみた。

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俳句では「筍の季語は初夏」とするが、ちょっと違和感がある。「西日本では孟宗竹などを早掘りして『春の筍』などとして賞味する」ともあるので、石の銘は「季春」としてみた。

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各々 20×20ミリ。一応、タケノコらしくは見えるかな。

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2018年4月 9日 (月)

印184:市川両僊先生ご逝去

古河の篆刻教室の何人かの先生方の内、市川両僊先生(84歳)が4月1日に亡くなられたと、訃報のメールをいただいた。ここ数年来、酔仙もクラスでお世話になってきたが、昨年末から自宅療養、回復されて、4月からはまた教室に出られます、ということだったので、突然の知らせだった。風邪から肺炎へ数日で急変したが、最期は穏やかだったと。

5日は、足利まで車で往復して、告別式に参列した。地元の足利市で中学校の校長先生、書道、篆刻の中心として近隣にも生徒さんが多い地元の名士だったので、参列の人や供花もいっぱいだった。

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一階ホールには書・印の作品展のコーナー。

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時間待ちの間にゆっくり見させていただいた。飄々とした穏やかなお人柄だったが、作品もまた融通無碍な雰囲気である。酔仙も少しは見習わなければなあ。

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少年老い易く、か。酔仙も酔生夢死ばかりでなく、ちっとはがんばって勉強しなければ。

両僊先生のご冥福を祈って、合掌 (-人-)

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2018年3月27日 (火)

印183:一去三十年、あっというまに30年

陶淵明の詩から、「一去三十年」を選んで(夜、飲みながら)彫ってみた。

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以前にも彫ったような、かすかな記憶があるのだが思い出せない。ネットで、”埼玉の酔仙ブログand一去三十年”でググってみたら、あっさり見つかった。

2010/4/12日付、「印031:桃は吉祥の印」で、「誤落塵網中、一去三十年」(すまじきものは宮仕え、あっというまに三十年)と。本人が忘れかけているのに。Googleの検索力、恐るべし。

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50ミリX15ミリ。8年経っても、腕はあまり上達していないような。

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印182:許我篆刻会展、無事に終わる

先に宣伝していた、毎春恒例の許我篆刻会展は、3/20~3/25の会期を無事に終了した。酔仙が受付当番だった21日は、氷雨模様の寒空で、来客は午前午後とで10人にも満たず、閑古鳥が鳴いていた。(T_T)

後半は天気も回復し、桃まつりついでの来展客で賑わった。

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酔仙は、「亢龍有悔」の篆刻と、「借問酒家何處有」(もしもし、呑み屋さんはどこかな)の篆書の軸を出品。でもこうやって壁に掛けてみると、「問」の字があと少し線一本分、右側へ膨らませればよかったかな。

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毎年のお題に、「酒」の語を入れているので、「酒」だけはかなり書き慣れてきたかも。

(>_<)\バキャッ

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2018年3月13日 (火)

印181:希夷斎氏より遊印5顆

酔仙ひいきの篆刻工房 希夷斎のHPを見ていたら、遊印頒布会での売出し中だった。やはり、見ているうちに欲しくなってくる。物欲を我慢せずに、発注してしまう。

5顆を依頼した内、「天地神明在我身」は入れ違いで売れていたのだが、別途同文を刻してサービスでおまけしていただいた。有難い々々。V(^_^)

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・「好雨従東来」2.5cm角

・「物壮則老」縦3cm

・「茹古含今」2.3cm角

・「掬水月在手」1.5cm角

・「天地神明在我身」縦1.8cm

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いつもながら、字画の線の滑らかな力強さに魅せられる。さて、誰に見せびらかそうかなあ。(^_^;)

おっと、印匣も作らねばならないな。

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2018年3月12日 (月)

印180:亢龍有悔

今月の許我篆刻会展に出品する篆書、篆刻各一点ができあがったので、一息ついている。

篆刻は、75ミリ角の大印で、「亢龍有悔(こうりゅう くいあり)」。易経の八卦で、「乾為天」の最後の上爻から。意味は、「驕り高ぶった龍が最後には落っこちて後悔する」か。詳しくは、年頭の印170:年頭の卦が、乾為天とをご参照。

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表装も自分で仕上げて、額に納めると、一応は見られそうかな。”アイロンと霧吹きだけであなたも表装出来る”セットをジョイフルで売っているから、この大きさなら簡単である。

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それにしても、こんな大きな印は、展覧会で一度出品したら、後は使い道が無いのだがなあ。足の上に落とせば怪我するし。

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印179:飄然歩一天印

昨11日の篆刻教室で、N先生から仕上げの補刀をいただいて、「飄然歩一天」の印が仕上がった。

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昔、大きいコブシほどのごろりとした原石を買い、それを割って、良さそうな石質の部分を磨いて印材とした。結構な手間暇がかかったので、その後はやっていないが。今回、道具箱の中に残っていた最後の一個を使ってみた。

自然石の形のままでは、印床にはさんで固定するのが難しいので、百均の紙粘土でくるんで乾かしてから取りかかる。これは酔仙考案の独自手法だが、多分他にも同じ発想の人がいるだろうな。

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元ネタは、酔仙ひいきの山頭火の、「けふもいちにち 風をあるいてきた」。漢文変換した本歌取りである。

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41X24ミリ。まずまず気に入った仕上がりになった。

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2018年2月19日 (月)

印178:「胡」印一顆

教室の展示会などで、落款として捺す自分用の印は、作品の大小に応じて揃えておかねばならない。手の空いた時に、「胡」印を一顆作り足した。

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酔仙は、昔は「黒豹子」や「酔胡」を号していたが、ブログを始める時に、李白に因んで、「埼玉の酔仙」をHN(ハンドルネーム)として加えた。その後、篆刻や篆書の作品用にと、さらに「胡仙」の号も加えた。

聊斎志異などで良く、「胡〇○」という登場人物がでてくるが、胡=狐で、中国語では同音(ホー)なので、すなわち、狐が化けた仙人、ということになる。タヌキではない。(笑

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5分(15ミリ)角である。少し使いこんだら味が出るかも。

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