2018年2月19日 (月)

印178:「胡」印一顆

教室の展示会などで、落款として捺す自分用の印は、作品の大小に応じて揃えておかねばならない。手の空いた時に、「胡」印を一顆作り足した。

20180219_004

酔仙は、昔は「黒豹子」や「酔胡」を号していたが、ブログを始める時に、李白に因んで、「埼玉の酔仙」をHN(ハンドルネーム)として加えた。その後、篆刻や篆書の作品用にと、さらに「胡仙」の号も加えた。

聊斎志異などで良く、「胡〇○」という登場人物がでてくるが、胡=狐で、中国語では同音(ホー)なので、すなわち、狐が化けた仙人、ということになる。タヌキではない。(笑

20180219_002

5分(15ミリ)角である。少し使いこんだら味が出るかも。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年2月11日 (日)

印177:豆印で、「亥」4顆、「迂」2顆

来月の、古河の篆刻教室展示会に出品の為、大きな印1顆、篆書1枚のノルマ。今日の教室で、やっとこさメドが立った。「亢龍有悔」印は、補刀が終わって、あとは捺印落款へ。「借問酒家何処有」篆書は、書きあがった中から先生に選んでいただき、軸装に回すところまで。

正確に言えば、「これがいいです、これで行きましょう」ではなく、「これ以上は無理でしょうから、これで行きましょう」という評価だな。(^_^;)

それにしても、74X74ミリの大印というのは、展覧会以外では全く使い道が無いのだがなあ。こういう大きな印を彫っていると、反動で、逆に小さな印を彫りたくなってしまう。で、大印と篆書の制作の合間に彫りためた豆印が、「亥」4顆、「迂」2顆。

20180211_005

ちょっと気が早すぎるかな。

20180211_001_2

20180211_001_2_2

2分(6ミリ)角と、3分(9ミリ)角。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年1月30日 (火)

印176:山月磊々印

昨夜は、「山月磊々」の印1顆を彫る。

20180130_004

印稿までは教室のⅠ先生に添削をいただいたのだが、Ⅰ先生の休講が長引きそうなので、残りは勝手にやってしまった。杯を傾けながらの彫り仕事は、ついつい雑に走ってしまう。ちょっとごりごりとあちこちを欠きすぎたかな。それも趣きかと。(^_^;)

20180130_001_2

23ミリ角

元ネタの、「どかりと山の月おちた (山頭火)」から本歌取りして、漢文変換してみた。山頭火の句には、漢文変換しやすいものが多いのはなぜだろうか。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年1月29日 (月)

印175:読めなかった印は、「求諸己」と

先日、「印171:模刻、ホウ刻を2顆」の記事で、大阪のT君から頂いた葉一葦氏の印の文字が読めない、とアップした。

20180113_001_2

昨28日が古河の篆刻教室の日なので、持って行って、講師のN先生におうかがいした。あっさり、「求諸己=諸(これ)を己(おのれ)に求む。論語の衛霊公の句ですね。」と即答をいただく。さすがはプロと脱帽。

本の語句の文字から、篆書、甲骨、金文の文字を辞書で探すのはまあ出来るだろうが、逆は難しい。

(↓クリックして拡大)

20180129_000

もう少し、漢字文化の勉強を続けよう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

印174:3月には許我篆刻会展

1月もはや終わりに近くなり、酔仙の通う古河の篆刻教室でも恒例の許我(こが)篆刻会展が迫ってきた。酔仙も、只今、出品作品の制作に追われている。

(↓クリックして拡大)

2018032025_001

3/20(月)~3/25(日)。会場はいつもの古河街角美術館。JR古河駅から歩10分ほど。

(↓クリックして拡大)

2018032025_002

「桃まつり」の桃の花の盛りとうまく重なれば、古河城下町めぐりと合わせて半日を楽しめますので、ぜひお誘いあわせの上ご来場ください。酔仙は、3/21[祝]午前中受付当番の予定です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年1月28日 (日)

印173:やっと「釋光迂」印が出来上がる

酔仙の生前戒名である「釋光迂」の印、今日の篆刻教室でやっと先生の最終チェックを頂いて出来あがった。””胡仙自刻”と。

20180128_002

手頃な長方形の印材が手元になかったので、5分(15ミリ)角の印材2本を瞬間接着剤でくっつけて流用したのだが、四面を磨きなおすのに、かえって手間がかかったかも。アマゾンで冠帽印材を取り寄せた方が手軽だったかな。

20180128_003

49X15ミリ。経文、名号、戒名等は、あまりメリハリきかせたり、撃辺や欠けを作ったりせず、素直な線で仕上げるものだという。

生前戒名と篆刻印とをセットで売り出せば、けっこう流行るかもしれないな。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2018年1月27日 (土)

印172:鬼が笑う、来年の亥の豆印を6顆

年が明けて間もないのに、もう来年の話で、鬼が笑うかも。手が空いたので、「亥」の豆印を6顆ほど彫ってみた。今年は戌年で、来年は酔仙の干支になる。

20180127_004

漢字では、イノシシとブタは相通じるものであり、その骨格から成った字形で、原義は「骨格、体系」の意と

20180127_000

2分(6ミリ)角から3分(9ミリ)角まで。

20180127_002

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年1月13日 (土)

印171:模刻、ホウ刻を2顆

大阪のT君から、西レイ(サンズイ偏氵+令)印社の印人の作を2顆いただいている。せっかくの機会なので、勉強の為にも、模刻を試してみた。印影だけだと判りにくい字画も、現物の印があれば、その彫り方、刀の動きまで理解できるのでありがたい。

(1)葉一葦(簡体字で、叶一苇)氏の印。ただし側款は無い。困ったことに、酔仙にはこの字が読めない。誰かわかったら教えてください。(>_<)\バキャッ

わからないまま、コピー転写で途中を手抜きして、さて彫りはじめて間もなく気がついたら、朱文と白文を逆に彫っていた(>_<)。仕方がないのでそのまま彫りあげて、模刻(原作通りに彫る)ではなく、ホウ(人偏亻+方)刻(参照しながら自分なりに彫る)ということにした。

気を取り直して、もう一本、今度は模刻として彫り上げる。

20180113_006

20180113_001

8分(24ミリ)角。原印に対して、模刻はちょっと字画がちぢこまった感じ。ホウ刻は雑になった感じ。

(2)張耕源氏の印、「東廂月」。これはまあ、すんなり彫れたが、ちょっと字画が太ってしまったかな。20ミリ角。

20180112_007

20180113_001_3

先人の作を模刻することは、とても良い勉強になると再認識した。

1/29 追記

(1)葉一葦氏の読めない印。古河の篆刻教室で、講師のN先生にお尋ねしたら、あっさりと、「求諸己、論語の句ですね」と即答を頂いた。「印175」の記事で詳細をアップ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年1月 6日 (土)

印170:年頭の卦が、乾為天と

ブログお知り合い、「黄昏の冬じたく」のアンクルさんが、年頭恒例の今年の卦を占った。今年一年の卦は、なんと六爻オール陽の「乾為天」だという。

最初は土中に潜っていた龍が、イケイケドンドンで天まで上昇するという、景気の良い見立てである。詳しく知りたい方は、ネットでググってきた、下記の解説をクリックしてお読みください。

20180106_006_

実は、酔仙は毎年3月に篆刻教室の展示会に出品しなければならないので、昨年から印稿に取りかかっていたのだが、その「亢龍有悔」が、まさにこの乾為天の最後の上爻の爻辞なのである。偶然とはいえびっくりした。

意味は、「驕り高ぶった龍が最後には落っこちる」ということ。「高ころびにあおのけに転ばれ候(そうらわん)ずると見え申候。(安国寺恵瓊の信長評)」とも通ずるか。

政治的には今年もますます右傾下落が進みそうだが、この「亢龍有悔」のハンコを、AB官邸や骨牌ハウスの玄関に捺したら、ちょっとは効き目があるかな。

とりあえず、乾為天の印を白文でサクサクと彫ってみた。

20180106_003

三文字で「天」だけ画数が少ないので、配置にちょっと悩んだが、どうだろうか。

20180106_004

  12X24ミリ。


| | コメント (8) | トラックバック (0)

2017年12月19日 (火)

印169:赤心印2顆

「折々のことば」に、孟子から良い句が取り上げられていたので、そこから字を選んで、2顆を彫ってみた。

(↓クリックして拡大)

20171224

20171219_003

「赤子之心」。ちょっと手が滑って赤の字を欠かしたところが。

20171219_004_2

「不失赤心」。字画の太さがなかなかそろわない。

20171219_006_2

いずれも5分(15ミリ)角。赤心を欠く大人(おとな)がのさばる今日この頃であると、あらためて嘆息する。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧