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2015年12月 3日 (木)

雑486:白鯨

新しい録画機のおかげで、BSで録画しておいた「白鯨」をゆっくり観ることが出来た。グレゴリー・ペック主演、1956年製作だから、酔仙が中学生か高校生の頃に見たのを記憶している。

その後、大学時代に下宿で徹夜で、メルヴィルの原作小説を読んだが、小説の筋書きに割り込んで、章ごとに交互に述べられる、捕鯨の博物学的詳細を読み切るのが大変だった。今ならとても読み続けられないだろう。

今回、観なおして、そのテーマに「神」の問題が根深く絡んでいるのに、やっと気がついた。冒頭直ぐに、牧師 神父 の説教で、聖書の鯨に呑まれたヨナの話が延々と語られるのである。我々日本人は根っからのアニミズムだから、こういう見方はなかなかぴんと来ないのだが。

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白鯨とエイハブ船長と、どちらが善でどちらが悪なのか。見方は分かれるが、ヨナの寓話だとすれば、エイハブ船長が神に背いて鯨に呑まれる、ということになるか。

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全身刺青のインディアンのクィークェグは、キリスト教以前の自然児を表しているのかも。

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帆船、鯨、嵐などの特撮は、今見ても十分よくできている。しかし、テーマと画面の重苦しさが感じられるので、興行的には成功しなかったというのももっともだろう。

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コメント

ケータイは必要に迫られてのことだったそう
ですが、人の言う事に少しは耳を傾けましょう。

投稿: yone | 2015年12月 4日 (金) 09時20分

ケータイは、お遍路の日々の宿を予約するため
必要に迫られて初めて購入しました。手にして
しまえば、自分にはこんな便利なものが・・・・
人に使われてたまるか。(笑
できれば、自分が使う時以外は電源を切って
おきたかったのですが、さすがに、「それでは
人格を疑われます」と言われました。

便利は危険、安全は不便。やはり金言です。

歳を取れば人格円満となって、人の言うことに
耳を傾けるようになる、というのは全くの嘘です。
自我に固執し、他を非難し、頑なになるのが
普通です。昔は争うだけのエネルギーが早くに
枯れてしまうので、それでも良かったのです。
近頃の年寄りは、なまじ栄養良く元気なために
争い事が絶えないのです。

えっと、酔仙は、後者で居直っております。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2015年12月 4日 (金) 23時47分

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