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2015年6月30日 (火)

印118:令節佳辰と游雲

古河の篆刻教室では、新しい印を彫るためには、印稿(元のデザイン)→布字(印材への転写)→刻印→補刀(先生の修正)、と都度々々に指導を受けるので、けっこう時間がかかる。

この「令節佳辰」は、先の「福慶維新」との連句なのだが、なかなかデザインがまとまらず、5稿までダメ押し、迷走して、やっと彫りあがった。まあ、苦労した割には、75点の出来か。

50X50ミリ。久しぶりに大きめの印をほったものだから、指にマメができて潰れてしまった。(T_T)

20150629_009 

20150629_004_2

先人の印を、そっくりに彫るのが「模刻」。参考にして、大小、持ち味を変えて彫るのが「仿(人+方)刻」。

先日、篆刻が趣味だった方のご遺族から遺品のご寄贈があり、酔仙は、印矩(印を捺す時に位置を定める定規)を頂いた。彫られた『游雲』の字が気に入ったので、仿刻しようと、布字まで進んだが、さてうまく彫れるかな。20X20mm。

20150629_003_

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コメント

調べてみたら、

令節佳辰 れいせつ のよきひ
福慶惟新 よろこび これあらたなり
変和万載 やわらぎ なごむこと ばんざい
壽保千春 ことほぎ たもつこと せんしゅん

とありました。

投稿: yone | 2015年6月30日 (火) 08時08分

正倉院北倉に伝わる「人勝残欠」がネタ元
なんですが、教室の先生に言わせると、
”素人は教養が邪魔をして、難しい語句を
無理やり捜してくるから、彫るのに苦労する。
字義に凝らずに、字形優先でバランス良く
彫りやすい字句を選べばいいのに。”
だそうです。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2015年6月30日 (火) 12時27分

追記:
一部のネットで、『変』和万載、と記されて
いるものがありますが、変の旧字『變』と
読み誤ったもので、正しくは
『燮』(しょう、やわらげる)です。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2015年6月30日 (火) 13時21分

流石、教室の先生は、ええ事を言うたはりますなぁ。

投稿: yone | 2015年6月30日 (火) 18時33分

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