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2015年4月23日 (木)

雑444:おみおくりの作法

先月は小山まで出かけて、「悼む人」を見たのだが、アンクルさんお勧めの「おみおくりの作法」が、シネプレックスS手で明24日までというので、今日午前の上映を観てきた。

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近頃の映画は、CGやら3Dやら、やたらとめまぐるしくてやかましいので、とくに長々と続く予告編では、眼が疲れていけない。

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やっと映画が始まると、落ち着いた画面と人物で淡々と話が進んでゆく。役所の民生係で、風采の上がらない独身の主人公が、身寄りのないまま亡くなった人々のために地道に調査、葬儀、埋葬の面倒をみていくが、ていねいすぎる仕事が仇となって、解雇されることに。気持ちをひかれる女性と出会って、着ているベストの色や表情が、微妙に明るくなっていく、わずかな変化が楽しい。

効率化のため主人公を解雇する上司が、「死者の想いなんてものはないのだよ(元の英語のセリフは聞き取れなかった)」と言う場面が気にかかった。酔仙自身、死後の霊魂や輪廻、極楽地獄などというものを信じてはいない。しかし、人間の存在が、人と人との関係性の中に多く依拠している以上、その一端が消滅した時に、関係性は残るのか消えるのか?先月に続いて、考える所の多い映画だった。

それにしても、映画の最後はなあ・・・・・この結末か。(+_+)

気になる方は、一度観に行ってください。味わい深いが地味な作品なので、上映館を探さないといけないだろうけれど。

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コメント

結末には賛否ありますね?
直後は何だかなぁと思いましたが
ワタシの場合はあとでじ~んと
来ました・・・

投稿: アンクル | 2015年5月 2日 (土) 14時13分

まあ、かといって、主人公が若いお姉さんと
ラブラブになって、というような結末では
そらぞらしいですしねえ。

なぜか、昔観た、「第三の男」の最後、埋葬の後、
並木道をアンナが立ち去ってゆく情景を想い出しました。

投稿: 埼玉の酔仙 | 2015年5月 2日 (土) 23時08分

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