恒例の H稜会第22回尾瀬ハイキングに久しぶりの参加。海の日の三連休、18日夜の東武尾瀬夜行で合流して、沼山峠の登山口へ。今日は一日不安定な空模様で、雨具に身を固めて歩き始める。
歩き始めてまもなく空が晴れてきた。大江湿原に出ると、満開のニッコウキスゲのじゅうたんが広がる。
長蔵小屋の前でコンビニおむすびの朝食。尾瀬沼をぐるりと半周して沼尻休憩所についたら、またいっぷく。
白砂湿原の池塘には森と白い雲の影、ミツバカシワの葉。
白砂乗越から段小屋坂へ。ダンゴヤ沢を過ぎると明るい緑のブナ林が続く。最後にまた一雨ザッと降られて、見晴十字路の今日の宿、弥四郎小屋に到着、12時半。他の山仲間ともここで合流、総勢24名に。オムスビで昼食の後、大部屋に移ってのんびりくつろぐ。お風呂の窓から眺める、小雨に煙るニッコウキスゲの尾瀬ヶ原も贅沢である。
今日の小屋の夕食は、ハンバーグ。ゴボウ天、コゴミの胡麻和え、杏仁豆腐などもついて、けっこうだった。今までは外の自炊場でワイワイ楽しみながらの鍋料理などで、それなりに楽しかったのだが、まあ、時代の流れだろう。今まで無理をいって自炊させていただいた弥四郎小屋さん、ありがとうございました。
暗くなる頃、蛍狩りに出かける。酔仙は数百メートル先の六兵衛堀の橋まで足をのばす。草の間で明滅するのやら、飛びながら明るく光るのやら、久しぶりの蛍火を見られた。
さて、一夜明けて、二日目。朝霧が晴れると好天となった。Kさん、Iさんの2人は裏燧林道コースで御池に向う。残りは竜宮、山ノ鼻経由で鳩待峠へ。
酔仙はMさんと2人でアヤメ平経由で鳩待峠へ向う予定だったが、「私も々々」と同行が増えて、10人がアヤメ平へ行くことになった。アヤメ平は登山者に湿原が荒らされたため長らく立ち入り禁止になっていたが、しばらく前にやっと解除になったので、酔仙もはじめてのコースである。竜宮小屋の先の四辻で分かれて長沢新道に入ると登山客は急に少なくなる。道は沢沿いから尾根道への急な登り坂となる。小刻みに休憩しながら、1時間ばかりでやっと緩やかな木道となり、林が途切れると、きれいな池塘が目の前に現れる。その向こうに燧岳の頂上が間近く迫る。汗をかいた甲斐があった。
池塘のそばの富士見小屋には林道から自動車も入っていて、ま新しいトイレもある。ハクサンチドリの群落の花色が鮮やかだった。ここから小さな田代や、下界を見下ろす稜線の道をたどって、アヤメ平に到着。ここは山上の湿原である。燧岳、至仏山、会津駒ケ岳、平ケ岳などをぐるりと見回すことができる。あちこちに「復元作業中」の区画が見られる。かなり植生が戻ってはいるが、10年以上をかけてもまだ完全には元通りではないようだ。自然を壊すのはあっというまだが、復元するには膨大な手間と時間がかかるものだと実感した。
↓クリックしてアヤメ平のパノラマ写真をどうぞ。
「2009072022073074.JPG」をダウンロード
このあたり、標高が1968Mと高いので、ワタスゲ、チングルマ、リンドウなどがまだまだ見頃である。アヤメ平から道は山稜の田代や池塘をたどりながら緩やかな下りとなり、やがて鳩待峠への下山コースとなる。運動不足でなまった足は、最後の下りでふくらはぎがパンパン。
12時に合流の予定が、やっと、12時半に峠に到着。カンビールの祝杯で、無事今年の尾瀬ハイキングを終えた。三連休の最終日とあって、峠は帰りの登山客でいっぱい。
新幹線で帰る者は乗合タクシー2台で上毛高原駅へ。下りの山道でちょっと車酔いしたかな。駅の立ち食いソバで遅い昼食。今回は温泉や二次会は無し。珍しく、明るいうちに帰宅できた。いつもながらDさんのお世話に感謝します。来年もまた元気にごいっしょしたいですね。
さて、付録には、山の花のアップ写真を。まず、ニッコウキスゲとノアザミ。
長蔵小屋の前のオトメユリと、富士見小屋の前のハクサンチドリ。

爪先ほどの小さなかわいいリンドウ。酔仙はいまだに、ハルリンドウ、タテヤマリンドウ、フデリンドウ、エゾリンドウ、ミヤマリンドウなどの区別がわからない。(^_^;)
腐生植物のギンリョウソウは比較的珍しい。木の下陰に白く佇む姿はなぜか妖しげである。
来年もまたみんなと元気に尾瀬を歩きたいものだ。
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