昨15日(日)は、もうひとつの山の会で、浅草、隅田川界隈の下町巡り。たまたま酔仙地元の町内自治会でもめていて、同じ15日が臨時総会なのだが、酔仙は下町巡りの幹事役なので、悪いが欠席して委任状を出しておいた。後で、何とか決着はしたと聞いたが、さて。
前日の天気予報では、15日は雨と嵐とのことで、ちょっと悩んだが、取りあえず雨天決行。幸い、皆さんの普段の行いが善かったのか、10時雷門前集合の頃には雨も止んでいて、雨雲で上部を隠していたスカイツリーも、だんだん顔を表してきた。

10余人が揃い、近くのスーパーOZEKIでお弁当も買い込んで、まずは浅草寺に参拝。相変わらず外国人観光客が多い。わざわざ足を運んで、お金を落として、親日派になっていただけるのはありがたいことである。

今回は浅草寺の絵馬宝物館と伝法院の庭園公開時期なのでコースの最初に観て回る。江戸、明治の絵馬や奉納品には、有名な画家などの名前も多い。

庭園は小ぶりながら池泉回遊式のお庭で、背後の五重塔やスカイツリーもあまり違和感なく融け込んでいる。
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浅草寺を出て、隅田川公園で正面にスカイツリーを眺めながらお弁当。弁当のおこぼれを目当てに、鳩、カモメ、さらに雀、ムクドリまで集まってきて賑やかである。

待乳山聖天に参拝。江戸時代の放蕩若旦那は、猪牙舟でここから山谷堀を経て吉原に通ったのか。今は埋め立てられて山谷堀跡公園。本堂にはお供物の大根が積み上げられている。
べったり泥地の関東平野で、なぜここだけポッコリと小山の地形なのか。浅草が古代から人が居住できたのはなぜなのか。地形学的に興味を覚えるのだが。

桜橋を渡って、川向こうの三囲神社に参拝。三井家の守り神社なだけに、狐や狛犬、ライオンの銅像なども。

このあたり向島は、江戸からは川向こう。標識には海抜0.4Mと。

牛島神社は、旧の水戸徳川家下屋敷の跡地。大名庭らしい池や築山の跡がそのまま境内、公園になっている。

言問橋たもとの、関東大震災、戦災犠牲者供養の地蔵様に合掌してから、元の浅草駅前に戻って、今日の下町巡りコースは完了。
まだ日は高いので、奥様方はスイーツ女子会へ、オジサン達は二次会へと流れる。神谷バーは空席待ちの時間がかかりそうなので、近くの「笑笑」で軽く一杯。
三次会はやはりホッピー通りで、ホッピーとモツ煮が正当派だろうか。明るいうちから若い人たちで賑わっていた。

楽しい一日を過ごして日の暮れる頃に散会。今回は乗り過ごしも無く、無事に帰宅できた。ご参加の皆さんにも楽しんでいただけたようで何よりでした。また次回もよろしく。
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